-nihongkong-


2011年 01月 19日 ( 1 )



【初日の出×お年玉=友人の母】

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(またもやトイカメラ写真、本文と関係なくて失礼)


ニーハオ、ニホンコンです。
まだまだ写真問題は解決できておらず。
(というか、早くも面倒になってきており、後回し状態)

そうそう、お正月といって毎年思い出すエピソードがひとつ。
お正月といえば「初日の出」「お年玉」と連想するのだが、
この2つのいずれが出て来ても思い出すのは「友人のお母さん」。

そして、思い出しては毎回ほろっとするのです。

話せば長くなりますが、もう、それはそれはヒドい話から始まって。
ヒドイ話といいたいのは友人のほうなのだけど。

もう10年以上も前の年の瀬。
「初日の出なんていっちゃう?」と友人と盛り上がりそのまま約束。
元旦の朝4時に車でニホンコンの実家に迎えにきてもらい、
そのまま初日の出を見ようという素敵なプランを立てた。

立てた・・ものの。
初日の出なんて見たこともなければ、朝4時になんて起きたことも
無いニホンコン。不安ながらもコウゴウしい朝日を拝めることを
楽しみにしていたのだが。

よく眠って起きた元旦は、気持ちのよい日本晴れ。
「いやー正月から気持ちよく目覚めたゼ!・・・っておてんと様が何故いる!
いいい今何時だ?!」

8時。
ただの朝、だった。

いやいや〜、初日の出逃しちゃったよ。
・・じゃなくて。私大変なミスを犯してないかい?
(このとき、寝ぼけ眼から正気になっていく「サーッ」っという
寒い空気を感じたのを、今でもまだ覚えている)

おいおい、ともだちだよトモダチ!
朝4時に車で迎えに来ていたはずだよね?(って外を見る、居ない)
ってことは「朝4時に到着できるように3時台に自宅を出て我が家に
到着、出てこないニホンコンをどれだけ待ったか不明だけど、諦めて
自宅に戻った」んだよね、多分?ソレ、ヒドクナイ?ワタシ?

もう、慌てること、慌てること。
現在なら携帯も普及しており、こんな間抜けな話はないのだけど、
当時ニホンコンは携帯を持っておらず。

いやこれ絶交されるって!とばかりに即電話。
「今から行きますから!」ともう顔見て謝って精一杯の誠意を示す
つもりで、隣市の彼女の自宅まで向かう。

友人は優雅に家族とテレビを見ていて、私が半泣き
状態で詫びるのを、「あはは〜寝てると思ったんだよ」と、
軽く笑い飛ばしてくれる懐の深さを見せてくれた。

また、彼女の実家は年始の挨拶でたくさんの人が出入りするお宅で、
朝から来客用のおせちやらご馳走が用意されていた。そして
ニホンコンも詫びに来た「来客」として、ひとしきり詫びた後、
山のようなおせちと、お母さんの手作りのごちそうをむしゃむしゃ頬張り、
こたつでテレビを見ながら愉快に過ごす。

おいおい、何しに来たんだ私。
しかも手ぶらで平謝りしてるし。(若いってほんと無礼)

そして帰り際。
お母さんが「これ、ひとつっきりだけど」
といってハタチも十分に過ぎた社会人のニホンコンにお年玉をくれたのだ。

いやいやいや、もうそんな年じゃないですし!とお断りしたものの、
「いいじゃん、面白いから貰っていきなよ」と、また軽く笑い飛ばす友人。

結局その年の元旦は、初日の出をすっぽかして謝りに行った筈が、
飲み食いしてお年玉を貰って帰宅するというおかしな展開で終了した。

こんなおマヌケな顛末なのに「ほろっとくる」。
それは、やさしかった彼女のお母さんが数年後、天国へ旅立ち、
もうお年玉を貰うことなどない年齢になったニホンコンにとって、
あのときの「ひとつっきりだけど」が「最後に貰ったお年玉」となったから。

友人は去年男児を出産し、最初のお年玉をあげようと包んでいたとき、
このエピソードがまた浮かび。写真のように脳裏に焼き付いて
いる各シーンを思い出しては、笑ったりほろっとなったりした。

いつの日か、社会人になって貰う年齢をとうに過ぎている彼女の息子に、
「ひとつっきりだけど」といって小さなお年玉袋を渡すのが、
このエピソードの続編になるだろうなーと、ひそかに思っている。

そして、初日の出は、あの日見逃したっきり、まだ一度も見ていません。


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(我が子ではなく、2年前に生まれた姉の子。うちの2女と少し似ている)

1月18日 日本/香港
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by nihongkong | 2011-01-19 02:13 | 我が身の徒然 | Trackback | Comments(0)

    

浜松→大阪→北京→香港→東京→湘南 03年からゆるやかに続けているブログ。中華や湘南ライフや子育てや。mail:kaorischina@gmail.com
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