ニーハオ、ニホンコンです。
漢字検定受かりました。親子で。
はー、一安心。というかもっかい勉強するの
ほんと無理!と思ったので一発合格は肩の荷
降りまくり。
いや、内情を明かすと、娘っ子の合格は想定内。
現在4年生の彼女が受験をしたのは、1~3年生まで
の漢字が範囲という、ひとつ級を緩くして
スタートしたからだ。
だってさ、初めて受ける試験みたいなもんに
落っこってみ。母なりに分かる彼女の性格上、
「もう受けない!」としょげてムクレること
間違いない。
だったら「オオッ、私イケるな」と、思いながら
やるほうが100倍マシ。
本人は試験直後から手ごたえはあったようで
(当たり前だが)初めて手にする合格証書
みたいなもんも、じんわり嬉しそうに眺めていた。
母はそんな想定内に目を細めながらも、喉元まで
出ていた「で、どこ間違えたのよ?!」
(満点じゃない)
と言いたい気分をんぐぐぐぐっと飲み込む。
で、肝心の母よ。
母は2級を受けたのですが、範囲が
「大学卒業程度」というのは名ばかりで、
準備段階からげっそりしていた。
かれこれ40年以上暮らしてきても見たことない
四字熟語とか部首の名前とかずらりだし、
フラッと受けたら余裕で滑るのが目に見えて
いたので、結構必死。
で、結果よ。
(はい、恥を承知で開示ー)
あ、あぶ、あっぶなーい!
危なかったの一言。
「合格おめでとうございます」っていえいえいえいえ。
全然違うってその文言。感情の無い
コンピューターがはじき出したプリント文字
なんていらんし。
ほんとは
「いやー、かなりギリギリだったのですが、
ま、合格点をほんの少しだけ上回っていたので
この度は合格っつーことにしますが、もう一回
受けたらアンタ確実に落ちるレベルですな。
これで鼻ふくらまして2級受かりましたとか
いうなよ。今後引き続き研鑽されよ」
だよ。
ほんと、その程度のレベル。
多分問題数から見たら、あと2問間違えてたら
アウトっつーくらいギリギリ。そう思うと
満点の人の2級と、私の2級では意味合いが違う。
でも試験てこういうもんなので(開き直り)
「受かったもん勝ち」という
ところで終わっておくとします。
今回何が良かったのかというと、先ずは
「漢字を書く癖がついた」。挨拶、とか曖昧、
とかほんと曖昧にしまくりだった単語を、
手紙とかでちゃんと書くようになったな。
とてもよい頭の体操になったというか。
あとは、ニホンコン自身も合格なんて響き、
十代の頃にしか味わったことがなかったので、
それはそれで嬉しかったり。
(しかも2級は娘っ子の倍以上もするでっかい
証書だった)
今後、今後だ。
娘っ子は次の級など、未来があるのだけれど、
母ニホンコンは「もうこれが限界」なような。
このいっこ上はもう、何語?レベルの難易度なの
と、もう問題自体がオタクの域に達しているの
で、これ以上は要らない気が。
それでも、学ぶということはやっぱり楽しいこと
であり、知らないことを知れる、「なるほど」が
増えることはいくつになっても嬉しい作業なの
だと思ったり。
3月15日 日本/香港