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-nihongkong-


うちのチュー太郎



ニーハオ、ニホンコンです。
うちの2番目、指しゃぶりチュー太郎です。

さて、この度2号の指しゃぶりをやめようと鬼の決意をしました。撮る写真撮る写真、
指チュー太郎じゃないか!
3号

歯医者さんと色々相談していたものの、トラウマになるでしょう、
もう少し様子みましょう、などでなかなか一歩踏み出せず。
そしてやはり歯の成長にはよくないのか、ぐんぐん前歯が出て行く始末。

「これ以上いくと良くないですよね、なんとかして辞めさせたいですよね」

歯医者さんの一言で迷わずクリック!(そう、今じゃクリックして翌日届いて
その翌月あたりにチャリーンと音もなく代金が引き落とされる時代なのだ)

d0104254_13145862.jpg


かねてより気になっていたコレ、バイターストップなるものを購入。
なんでも「舐めると苦い味がするマニュキュア」なのだ。

実を言うと、ニホンコン自身も幼少時、指しゃぶりがクセだった。
どのくらいかというと、小学校にあがる、ほんと直前まで。
で、小学校に上がった瞬間に終わった記憶がある。

なので、3歳半の彼女のことを全然悪いとは思っていないし、むしろ
「指吸い暦は母の半分=ひよっこ」に見えてしまうくらい。けれど、
その後歯並びに悩まされ、結局子供を産んでからイッタイ思いして歯列矯正を
して、タッカイお金を払ったのは、まぎれもなくニホンコンであった。

少し歪み始めた彼女の歯並びを見ると、この一時の努力で食い止められる
ものがあるならやってみよう、と。

んで、ひと塗り。

当然のようにまた指しゃぶりをする2号。

にっがー!「にがい、にがい!」「手ーあらう!」

といってザブザブ洗う。石けんで指紋まで落とす勢いで洗う洗う。

それを見て、その気持ちがよーく分かる母。かつての自分を思い出す。

そう、ニホンコンも就寝時に指しゃぶりをしながら寝ていたのだが、
見かねた母がもう、あれやこれやの手をつくしてこのクセを直そうとしていた。

まずは包帯。包帯といっても、ただティッシュペーパーで親指をくるまれて
セロテープで貼るという、なんともチャチイ包帯風なのだ。

んで、そんなもんおやすみなさいで電気消した後にビリビリ剥いてやれば
いい訳で、あっさりとこのガードは破られた。

敵もさるもの。
次にベランダで植えられていた「アロエ」。当時は「医者いらず」といって
切り傷擦り傷なんでもこれを塗れば「医者いらん」と信じ込んでいて、
そのイガイガの中にあるにがーい液をペタペタ塗られる。

そして追い打ちを掛けるように「ラー油」。ほら、あの冷蔵庫でほとんど
使われずぽつんとしている赤い帽子のアイツをピッピッとかけられる。

それで、また思い出したようにティッシュでくるまれてセロテープ。

もう、何じゃこりゃ、でしょ。今思い出しても幼児の親指に塗るには
ヒドすぎる。苦いならまだしも、幼児じゃ食べられない「辛い」を乗せて
くるなんて!

でも、このあたりに親の辞めさせたい必死さが出ており、それが今なら
イタイほど、いや苦いほど辛いほどよく分かる。

で、幼児ニホンコンとしては、これは強敵な訳ですよ。
でも、その向こうにある親指はもう魅惑であり心のよりどころであって、
こいつはどうにかせにゃならん。

ということで、もう子供ながら必死だったこともよく覚えている。

おやすみなさいで暗くなった室内で、まずはビリビリとティッシュをはがし、
申し訳ないのだけど、布団にラー油と苦いのを「ねりつける」。

もう「拭く」とか「ぬぐう」とかの表現では足らないくらい、その味全てを
布団にうつさんばかりに「ねりつける」のである。

で、覚悟を決めて親指を口に。
完全に落ちているわけではないので、最初は苦い&辛いが残るのだが、
そこそこ指チューチューをしていると、その味も落ちるという打算なのだ。

結局このイタチごっこは何度か続いたのだけは覚えていて、その度に
「最初はマズいがガマンしてりゃそのうちいつもの平和が戻る」と
ばかりにほろ苦いやや辛いをチューチューしていた気がする。

で、我が娘2号の様子に戻る。

時は平成、21世紀。
「苦いマニュキュア」たるもの、そんな石けんごときで洗ったくらいで
味が落ちる訳もなく、ずっとずっと苦いようだ。

ここんところが自分とそっくりなのだけど、しばらく吸ってればなんとか
なると思ったらしくチューチューするのだけど、もうその苦さに「オエーッ」。
自分の欲望とその苦さの葛藤でビイビイ泣く。

ビイビイ泣いて、時折思い出したように指先を見つめて口に持っていこうと
するが、その苦さがフラッシュバックするのか、また泣く。

もう、愛煙家の禁煙か、はてまたアル中の断酒か、くらいの勢い。

でも、それだけなのだ。
結論は、それでピタリと終了、なのだ。

永遠に続くかと思ったビイビイは、時間にすると数十分。
そしてあのひと塗りの瞬間から4日経った今、ひと吸いもしていない。

本人も「ちいさいころは指チュッパしてたねー」と、過去形の昔話になっている。
オイオイそれ数日前まで四六時中してたんだってば!と突っ込みたくなる。

そして今では、そのマニュキュアが爪に乗ると「つやっ」となるのが嬉しい
らしく、毎朝塗ってくれと言って来る。

あまりの効果にそら恐ろしくなるニホンコン。

これが後に彼女の成長に恐ろしいほどのトラウマとなって、みにくいほどの
ヘビースモーカーになったり、目も当てられないほどの酒豪になったり
しないことを願う。

丸3年半、悩まされ続けて来たこの指しゃぶりは、1クリックとひと塗りで
解消されるという、きつねにつままれたような気分のニホンコンでありました。

4月8日 日本/香港

追記:肝心の「どんだけ苦いか」は怖くて試していません、許。

by nihongkong | 2014-04-08 14:05 | Comments(0)

<< 好きこそものの上手なれ      2013年度ありがとうございました >>

浜松→大阪→北京→香港→東京→湘南 03年からゆるやかに続けているブログ。中華や湘南ライフや子育てや。mail:kaorischina@gmail.com
by nihongkong
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