ハッピーバレンタイン、でした。
ニホンコンです。
「それは、どこぞやのチョコレート会社がでっちあげたものだから」
小さい頃、浮かれていたニホンコンに母から冷や水のように浴びせられた
コトバでした。
以来、たいして浮かれもせず、記憶に残る思い出もないままここまで
来てしまった。このままスルーしようと思ったら、割とそうもゆかなかった。
今年は慌てたり、用意したり、いろんなバレンタインデーでした。
【友チョコ】
マズいよマズいよ、最近湧いて出て来た「友チョコ」という存在。
あげなきゃお返しも来ないからいいや、と思っていたら、
クラスメイトの女の子が、我が家の女の子にくれるのだ。
雪の中、わざわざお電話をくれた1号クラスメイトのお母さん。
「大雪だからまた作り直して届ける〜」に、ニホンコン
「いや〜、そのほうが助かる!だってそんな文化、今日知ったから!」
週末は慌てて何やら焼いたり包んだりした友チョコ。
来年はもうちっとマシになるだろう。
しかし、こんな文化、あったところで「学校に持って来ちゃダメ」と。
「事前に作る→当日はいついつ渡すねの会話→週末に友達の家を回る」
という、何か妙な文化だなあと思う自分は、アタマが固いだけ?
【ありがとう〜の贈り物】
ちょうど仕事がらみで請求書なんざを出そうと思った先週。
そうだこんな時こそ「いつもありがとうごぜーます」の意も込めて
チョコレートだ!
デパートで会社の皆で大きめの食べられるお菓子を見繕い、
請求書と手紙を添えて送る。
そうしていると、あの人にもお世話になったな、この人にも
お世話になったな、と、思い出し、この機会にまとめて送っておく。
そうなのだ、ニホンコンの中では今じゃ縮小傾向にある「お歳暮お中元」
みたいな感覚でありがとうを伝えられる、非常によいイベントなのだ。
来年はもっと沢山の人にバレンタインを贈れますように〜!
【家族】
(お菓子詰め合わせを嬉しそうに食べる、コケシ姉妹)
いつも力になってくれる家族にもありがとうを込めて、と
喜びそうなものを見繕う。
(ハイハイ時期は食べられませんよー)
甘いものを欲しないアルジは、明太子とかチーズで大喜びされる。
今年はニホンコンがあまり欲しない、けどアルジ欲してやまない
調味料も含めて「いつもありがとう」と。粉チーズで大喜びするアルジ。
タバスコと粉チーズを両手に握りしめ、「このコンビたるや!」と
狂喜乱舞。うーん、ニホンコンで言うところの何だろうか。北京と
上海が手中にある、みたいなものか?
【気づいたら】
仕事がらみ、家族などのものを選んでいたら、ほんの1時間足らずの
デパート滞在で手提げはいっぱい。そして財布はすっからかん。
しかも、ニホンコンの手元には何もないことに気づく。
いいんです。この日はいつも伝えてるありがとうを、たまには
喜ばれる美味しいモノで表現すればいいんです。
2月17日 日本/香港
追記:美味しいものといえば、土日掛けて美味しいものお取り寄せを
したのだが、どちらも大雪のためまだ着かず。普段し慣れないことを
すると、こうなるのだ。