ニーハオ、ニホンコンです。
書く時間が、、、無い!
なんで前よりないんだろうと色々考えてみるのだけれど
単純に子供たちと居る時間が長いというのと、夜更かしが
できなくなっている。そんな矢先にパソコンの回線が切れた!
まだまだバタバタな我が家ですが、どうぞ気長にお付き合い下され。
さて、インドに長いこと仕事で行っている義兄が年末に帰って来て
お土産をくれ、久々インドな匂いをかいだので、報告。
向こうでは普通に売られているチップスやらラーメンなのだけど
こちらでどこをどう探しても手に入らないもの。喜びまくるニホンコン。
ニホンコンのインドひとり旅からもう12年。昨日のことのような
すごく昔のことのような不思議な感覚。
チップスは封を開けるともうスパイスの香りがインディア!
横にいた子どもが食べたいというので小さいのをあげたけれど、
とうてい食べられるものではなく。ぺっぺと吐き出しておりました。
そりゃそうだ、どこをどう食べても、インドなのだもの。
これの美味しさが分かるには、まずインドに行って排気ガスで
ノドが痛くなって牛のウンチ踏んづけて・・と数々の苦労を思い出す。
目をつぶって食べるともうインドに居るみたいな感覚で、
(別につぶらなくてもよい、という声もある)うーん、いいねえ、
いいねえとバクバク食べる。
んで、お次のラーメンよ。怖い。怖すぎる。
何故って「絶対おいしくない」オーラがもやもや漂ってる。
おそるおそる封を開けて、中を見るのだけれど、
いかにも美味しくなさそうな麺(失礼)と、とりあえず入れてみた
風の乾いた野菜のカケラたち。
で、作り方だけは正確にと、英語で書かれている作り方の通り、
「boil」だの「put」だの「add」だのいろいろやりましたよ。
で、言いたい。
「指示通り作ってるのに何でこんなにマズいワケ?!」
麺はへにゃへにゃ、一瞬ゆで時間を間違えたかと思った
けれど、そこだけはちゃんとした筈。
で、スープも異様に薄い、んだけど妙~に辛い!
出来上がり、見た目から美味しくなさそうで、
おいおいどーすりゃいいんだ状態だったけれど、
これも経験と、なんだこりゃー!と深夜に叫びながらなんとか完食。
ホント、なんとか。
この辛さとへにゃへにゃ麺でモヤモヤした気持ちと胃袋を
どーすりゃいいのかと台所中ウロウロする。どこぞやへ
置き去りにしてしまった「食後の充足感」を取り戻さねばと。
そこに冷蔵庫に長いこと放置されていたメレンゲの甘っ~い
砂糖菓子を見つけ、オアシスの水のごとく、むさぼり食べたところ、
なんとか落ち着いた。
なるほど、インドのお菓子は食べた瞬間から歯が痛むような
甘さ全開、砂糖だらけのスイーツばかりだけれど、香辛料たっぷり
のインド料理の後には何故か美味しく感じられるのだった。
翌朝ゴミ箱に捨てた空き袋を見つけたアルジ、
「何でひとりで食べちゃうんだよー!俺も一口食べたかったよ!」
とややむくれ気味だったけれど、いやいや、このワタシがヒイヒイ
いいながら食べたくらいだぜ、君にはとうていムリだろうよ。
それにはまずインドに行って一番安い部屋といったら屋上に置かれた
ベッドに案内されて寝てたら明け方野猿が何匹もベッドを横切って・・
などと、蘇った記憶と共に思ったりしておりました。
2月1日 日本/香港