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-nihongkong-


【中国語学習をとりまくいろいろ】

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ニーハオ
大家好(大家サンラブ、ではなく「みなさんこんにちわ」)
ニホンコンです。

中国の新幹線があんな中、今週は立て続けに中国語の相談を受けました。
あんな中でも、時代の渦中に入りつつあること、また「中国語学習」が
ビジネスの上で現実的になりつつあることを実感。何というのやら。

「中国語教えます」と看板を掲げているニホンコンとしては、
ありがたいような、そしてこそばゆいような気持ちなのだが、
これがまた、一筋縄ではいかない。

中国語は、教えてる自分で言うのも何だが、「面倒くさい」。
言語的に難しいとかそういうことでなく「気持ちの持って行きようが
面倒で難しい」のだ。

語学学習には、大きく分けると2通りあると思っている。
「浮かれる言語」と「そうでない言語」。

前者は音自体の響きが素敵で、言語背景にある文化も陽気で
それが喋れるってのが少しカッコイイような気分になるもの。
英語、あとはイタリア語とかフランス語などがそれにあたる
ような気がする(個人的イメージですが、皆さん如何)。

で、日本において中国語は完全に「後者」な気がする。
ハナからイメージはあんましよくない、ましてや中国人の
反日デモなんか見ると「デモ上等!そんな国の言語習うかよ!」
と思うのが人の常。ましてやあんな事故、ニホンコンですら
旅行する気が萎えまくる。

そんなマイナススタートから始まる中国のイメージに加え、実際に
仕事で中国人に接する人が目にする、驚愕の中国人の文化。

いや、別にわざとじゃなくて、嫌がらせでもないのですが、
あの声の大きさやちょっとキツい目つき、そして食べ残しを
テーブルに積み上げたり下に捨てまくっちゃう衛生観念は
確かに驚くだろう。

でも、そこにはそれなりに理由のある、でも今回のニホンコンで
全てを語れるほど簡単ではないのであっさり割愛するけど、
中国「ならでは」の文化であって、ただ単に日本人の行動様式と
「違う」というだけなのよ。

ただ、そんなイメージしかない中で、いきなり会社命令で
「中国語学習を」と言われたら、そりゃあ腰も重いだろうに。
もとより、本当に興味があって学習に向かってくれる方は
素晴らしいのだけど、残念ながら「砂場の砂金」くらい少数派。

そして、その重い腰をやっと教室に移動させたと思ったら、
のっけから気がめいるような「発音練習の洪水」が押し寄せる。
ピーマン嫌いだってのにピーマン料理のフルコース、みたいなもので、
そりゃあ嫌だろうに、心労ご察し申し上げますの域よ。

中国の時代!と週刊誌やニュースでは報道されたりするけれど、
実際に学習する社会人にとっては、「興味はあるのだけれど、
元々のイメージ×発音の難しさで早々にギブアップ」となりがち
なのが、正直なところなのかも。

ニホンコンは、授業中こそ「センセイ、センセイ」と呼ばれますが、
センセイの風格よりか、むしろ「どーもスイマセン、この大変な
さなか中国語を学習してくださり」な気分で、教室の椅子に座った
人は、とにかく一人残らず「中国及び中国語の苦手意識からの脱却」
を目指す。

もちろん、講義内容は時間内パンパンにあるので、それを大幅に
ねじ曲げることのないよう行うのだけど、1分でも隙があれば、
また5分でも休み時間があれば「中国的余談」というか小話を
挟み込みまくり、少しでも中国理解を深めてもらおうと必死。

「せめて2時間だけでも中国が嫌いでありませんように!」と
魔法をかける婆サンのような気分。もとよりそんな懇願モードの
魔法使いなんておらんのだろうが。

言語の学習とは、言語のみならずその背景にある文化をも一緒に
飲み込む作業だと思っている。だから余談は決して「無駄話」では
なく、その国の「気質」とことばの「性質」をくっつけて理解するもの
だと思うし、また受講生の継続的興味にも繋がると信じている。

加えて受講生が職場に戻った時に、同僚にネタとして話せれば&
ウケれば万々歳。「お、コイツ中国語やってんな」感溢れるし(笑)。

ニホンコンは中国語そのもので言ったらむしろヘタクソなほうだし、
もっと上手な人はゴマンといます。それでも本気でクソ真面目に
この草の根運動をしていると、それを見てくれる人も草の根くらいは
居るもので、何年経っても声を掛けてくれるところもあります。

小さな夢というか、ライフワークというか、いつか小さな
中国語サロンを開いて、節目節目に研修旅行と銘打ち、皆を
引き連れて中国に行きたいのです。

これを自分で天職と呼ぶべきか、巨大中国のドツボにハマったというか、
袋小路のネズミと呼ぶべきか、よくワカラナイ。思うに、ずっとよく
ワカラナイまま行くような気がする。

7月29日 日本/香港

追記:「勉強」は、中国語だと「無理強い・強制される」という意味。
    たしかにやらされたなーという記憶しかない。
by nihongkong | 2011-07-29 06:13 | 中華世界 | Comments(0)

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浜松→大阪→北京→香港→東京→湘南 03年からゆるやかに続けているブログ。中華や湘南ライフや子育てや。mail:kaorischina@gmail.com
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