ニーハオ、ニホンコンです。
ニホンコン&1号、現在空前の手紙ブーム(笑)。
最近遠方からの頂きものやご近所さんに気持ちを伝えたかったことが
あり、思いついたのがコレ。
頂き物にお返しするのも、後日それに対する「お返し返し」が来そうで
ためらわれ。
というところで、こどもの手紙ってのは非常に喜ばれる。いや、正確に
言うと「『喜ばれるだろう』と勝手に思い込んでいる」のである。
(飛び出しまくり)
少し前ですが、豪奢な本(?)を頂きました。
いやもう、そりゃあ凝った仕掛け。仕掛けもすごけりゃお値段もすごく、
そりゃあ庶民の子育て世代がフラッと買い物帰りに買えるような代物では
なく。
こりゃあニホンコンなんざの手紙ごときじゃ喜びと感謝は伝わらん!と
思い、こどものつたない手紙で「がんばりました感」溢れさせようと
もくろむ。
いやでも、一番上の「おじちゃん(「ゃ」がおかしな場所に位置、ごほん
ありがとう」までは母が考えた台詞であって、あとはただのお絵描き状態。
ばすって何だよバスって。
しかもヒラガナおかしいし。
しまうま(これも「ま」が変なのだが、絵と併せて雰囲気で読む)までは
なんとか読めたけど、下のブルドーザーらしきものは、本気で「マルクって
何!マルクって?」と聞いてしまった。ああ、「くるま」ね。
このなぞなぞのような手紙を封筒にパンパンに詰めて投函。
さすがにもうなぞ解きは終了していることと願う。
先日も、お隣さんのおじいちゃんを見かけないと思ったら、入院中とのこと。
さっそくブームとおせっかいに乗っかり、おじいちゃんにお手紙を書こうと
いうことになった。1号が書いた「はやくよくなってあそぼうね」は、
病室で読んだらニホンコンでもタマラン!とひとり悦に入っていたり。
お見舞いに行く日におばあちゃんに託し、報告によると何よりの薬になり、
それはそれは喜ばれたそうな。
ああ、よかった。と思いつつ、ああおじいちゃんには書いたけど
おばあちゃんには何も無いわね、となり、その日の晩に手紙を書く。
(描く、といったほうが正しいかも)そして翌日朝っぱらから
届けにいく1号。
もう、善意もおせっかいも通り越して押し掛けになってやしないかと
思われる、手紙ブームというんだか手紙攻撃というんだか。
最近は、「切手を貼って手紙を送る」ことを覚えた1号は、
地元に住むニホンコン友人となぜか文通状態。自分宛の手紙が届く
のも嬉しいし、届くとせっせと絵を真似たりしてまた書いている。
手紙世代なニホンコンは、メール主流になった今も、あの良さは
大切にしたいし繋げて行きたい文化のひとつ。
ニホンコンも久々に誰かに手紙でも書こうかなと思うこのごろ。
7月23日 日本/香港