(ぐにゃら〜。真ん中が自身)
ニーハオ、厄年ニホンコンです。
ある朝起きたら、太ももの裏にプツプツが出来ていました。
「毛虫に刺されたとか何かだよ、どっか座ったりしたんじゃ?」と
推測アルジだったが、毛虫がひなたぼっこしてる上に
座ったら「プチッ」って潰れる嫌ーな感触があるだろうから
ハナから信じておらず。
「虫系だな。とにかく」と言い切るアルジに、ニホンコンが
想像するには、長年使用しているマットレスの中に潜む住人
(仮にそれを「蟲(ムシ)」と命名す)が起きだして、白くて
ふっくらしたニホンコンのモモに食らいつき、卵を産みつける。
それがプツプツになって表れた。
ここまでくると怖ーい想像の域で、そのプツプツからまたある日
ニョロニョロみたいなムシが出て来てだんだんそれが増殖してニホンコン
の体にまとわりついて・・ギャーッッ!みたいな。
と、もうジブリの「もののけ姫」やら「ナウシカ」やらの
一場面をパクったゲスな妄想をしてみては恐怖におののく。
いや、それにしてもあまりカユミもなくおかしなプツプツ。
ま、時間もあったし、散歩がてら皮膚科にお邪魔することに。
診断は一瞬にして、そしてあっさり。
「帯状疱疹ですね」と。
「タタタ!タイジョーホーシンですか?!」というニホンコンに
「そそそ!そーですよ!」とは先生、言わなかったけれど、
「そうですよ、少しピリピリする感じがあるでしょう」と。
確かに言われてみれば痒くはないがピリピリする。
「何か疲れることでもありましたか?」と聞く先生に
「いえ、寝てばっかいました最近は」と答えるニホンコンに
先生いささかしょんぼりと、
「寝てばっかいるくらい、疲れていたんですね・・」と。
なんだか占い師か心理カウンセラーと話してるような気分になり、
「私なんかやらかしたっけ?」とやたらドキドキしたが、
とりあえず塗り薬だけ頂いて来て様子を見ることになりました。
最後に先生に「私、雅子さまですか?」と聞いてみたところ先生は
にこやかに
「そうですよ、プリンセス マサコですよ」と。
いや、違うでしょ。
正確には「マサコ様『と同じ症状』」ですが
ありがたく「冠」の称号だけを胸に、気持ちよく
病院を後にしました。
病は気から。
がんばって休め、プリンセス ニホンコン。
(ワンちゃんも 休めの体勢?)
2月10日 日本/香港