(LAのダウンタウンにて。本場の英語は早すぎて・・)
ニーハオ、いやハロー、ニホンコンです。
こないだ血迷って(?)英語の試験なぞ受けてきました。
受けたのはTOEIC。名前はよく聞いてましたが初の受験。
’Test Of English for International Communication’が正式名称てのを
問題用紙を配られて初めて知りましたが。
中国語を得意な外国語の上位に挙げるニホンコンが、何故エイゴを、なのですが、
同じ中華圏といいながらも、「香港」という97年までは英国領、現在は中国の特別
行政区というややこしい土地と仕事をしていると、どーしても英語が必要になり。
あまりにも幼稚な我が身の英文メール。せめてもの向上を、と考えた時、この試験の
長文読解が、割と実務で使えそうなことを知り、受験を決めたワケです。
受験といっても得点云々より、その過程で少しでも使えそうなモノを頂いて
しまえればと思ったまでですが。
と、今回は割と行動も早く、さっさと申込みをし、1ヶ月半で問題集もとりあえず
1冊解いてみるなど、普段は全く何もしない自分としては「相当良くやった」
の域ですが、問題集が5年前のだったこと、5年も経てば傾向も随分変わり
難易度も上がっていることに気づいた時にはタイム イズ オーバーだったワケで。
さて、当日ですが、「受験」と名のつく行事はもう大学受験以来なもので、あの
しずまりかえる雰囲気たるや結構面白かったです。試験官の「全て片付けて
下さいー」という声にもめげず、机の下で問題集をまだ読んでる隣の女性を
見て「おー、いつの時代にもこういう往生際悪い奴がいるんだよなー」と、
感心しつつも、横目で「早ク片付ケロヨ」ビームを送りつけていたりと。
かくいうニホンコンは、直前まで見直す気マンマンで持って行った問題集なぞ、
その場に着いたら「ここで見てぐっと点数が上がるワケじゃなしに」と早々に
諦め、「うわっ!あの人試験直前だってのに英語の小説読んでる、デキる!」
などと周囲の人間&レベルウォッチングばかりしていました。
さて、肝心の試験ですが、もうあんな英語漬けた2時間はナイんじゃと思う
くらい英語を浴びてきました。分かったことは「英国英語は慣れてない」
ということと、「マークシートの4択は適当に塗りつぶしても当たらない」
ということの2つ。
イギリス英語てのは、滞在経験が無いのもあるし、普段好きで見ている
映画に殆ど出てこないのが理由(Mr.Bean程度じゃ話にならん?)。
アメリカ英語は聞き取れる取れないを別にしても「びっくりしない」のですが、
「急に何言い出すんだこの人!」と思うのはたいがいイギリス英語でした。
そして、マークシートの4択。「4択なら25%は当たるんだから〜」と
大学受験前に気休めのように口にしていたものだけど、これは
過去問を解いた経験から、「殆ど当たらない」ことが今さら判明。
分からない問題は「落とした」と潔く諦める覚悟をしたものの
かなり潔すぎて却って不安になりました。
「得点云々は関係なく〜」と思っていたくせに、終了後あまりの不出来さに
たいそう落ち込み、どんよりと家に帰りました。おそらく1ヶ月後あたりに
結果が出るらしいですが、結果をくれるなら赤ペン先生が懇切丁寧に
解説してくれた我が身の答案用紙も欲しいところ。
丁度同じ日に別の会場で別の友人数名も受験をしており、後日ああだ
こうだとやりとりをしておりました。そのうち1人の友人から聞かされた話で
「初めて受けたのが会社内定の時で、試験中居眠りをし、散々な結果に。
しかも配属された新部署で得点&順位もろとも張り出された」という
涙の後日談にはいたく同情しました。
ま、ニホンコンにはそんなオチも無いわけで、ひっそりこっそり心の傷に
しておけばよいかと、今からそのうっすら積み上げた程度の得点を
待つばかりであります。
最後に、当初の目的だった「英文メールの向上」ですが、相変わらず
同じようなところでグルグルしている自分に同情する限りです。
2月5日 日本/香港
追伸:「坂下香港読みたいメール」くださった方、ありがとうございました!
用意でき次第送りますのでしばしお待ちを。
(白い目で見られるニホンコン)