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-nihongkong-


【中華の宴にて〜親子で北京〜】

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ニーハオ、ニホンコンです。

先週お話した親子で北京のお宅に話は、まだまだ続編がありまして。
優しいお父さんお母さんに初対面なのに親子揃っていたく可愛がってもらい、
ニホンコンは「バンシャー(中国語で呼ぶニホンコンの苗字)」、娘は
中国式に名前の一文字を重ねるやり方で、「ナイナイ(奈奈)」と
呼ばれていた。

娘、いやナイナイは本当によく可愛がられていた。
丁寧に種を取った、しかも食べやすいサイズに切ってもらったスイカを
口まで運んでもらうという、プリンセス扱いを受け、くるしゅうない様子。

さて、夕飯時。

中国では、男性も料理をするのが「当然」という風潮。
ご多分にもれず、この家も「手があいている人が作る」制度らしく、
ニホンコン訪問の日はお父さんがせっせと料理を作ってくれた。

その出て来た料理の凄かったこと。


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真ん中の茶色は東玻肉(だったかと)、お肉類全てホロホロの軟らかさで
泣けて来る。

卵とトマトの炒め物(鶏卵炒西紅柿)はニホンコンのリクエスト。
手前の茶色のソースの下には「涼皮」、きゅうりと一緒に食べるのです。
また皮蛋(ピータン、大好きです)はきざんだ生姜と一緒に黒酢をかけて
食べるのが美味。

肉も魚も出て来るのは「お客様が来たときには必ず両方食卓に登る」
という豪勢さ。「焼き肉か寿司か」という二者択一の日本人のごちそう
文化とは考え方からして違う。

中国で食事に招かれた際には「出されたものを全部食べてはいけない」
のが礼儀。全部食べると「足りなかった」という意味で、ホストの面子を潰す
ことになるワケで。メンツを重んじる国民性を尊重すべく、ここは敢えて
「少し残す」という流れ。

なのだが、心配ご無用。「当然食べきれない量の食事が出て来る」のだ。


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(お父さん。「バンシャーには一番最初に、一番美味しいところを」と言って
軟らかな最高の部分をあてがってくれた」

乾杯はもちろんビールなのだが、日本とちがうのは「キンキンに冷えた
ビール『じゃない』」こと。中国の人は冷たい飲み物を飲まないのが習慣。
何故なら「体が冷えるから」と。ビールも常温で飲むのが普通。
最初びっくりしたけど、「郷に入れば郷に従え」で美味しく頂く(笑)。

そして、ご丁寧にも「よそってくれる」文化。
多分わんこそばとかはこういう気分なのかもしれない。
「いやいやもういいってば!」と言ってるそばから盛られる。みたいな。

これが家族全員が全員にするもんだから、
「もっと食べんしゃい!」
「いやいや私は結構で」「自分でしますから」
「そういわずにもっと食べんしゃい!」
とこんなやりとりばかりがあちらこちらで行われている。

もちろんゲストのニホンコンに、このやりとりは集中するのですが、
ご飯なぞはしばらく手をつけていないと「冷めたご飯は美味しくない。
温かいのをよそい直す」といってはまた大盛りご飯が出て来たりと、
いろんなやりとりをしながらの食事は大変賑やかで、楽しい。

ご飯の味のほうは、言わずもがな。
全てのお皿がもう美味しくて美味しくて。ああ、こうして記憶を
たどっている今でも、唾液が出て来るし、気持ちが向こうに飛んでしまいます。
これまでの自分の中華料理ヒストリーの中で「ナンバーワンの食卓」に
間違いなく君臨するほど美味しかったり。

そして、また北京に行きたいと思うのは、家族に会いたいと思うのと
同時に「あのご飯をまた食べたいから」という強い希望がありまして。
いつかまた食べられる&再会を夢見ております。

おそらく、中華料理というのは、楽しいメンバーと沢山の美味しいご飯を
世話を焼き/焼かれながら食べる文化で、そのワイワイガヤガヤが
美味しさをぐっと盛り上げる一番のスパイスなのだと思われます。

今でもその話題があがると口ずさむ中国の歌が。
「忘不了 忘〜不了〜(忘れられない〜 忘れられない〜」
内容は確かラブソングだったかと思われますが、これはニホンコンが
こよなく愛したお家のご飯を思って歌うのです。

10月19日 日本/香港
by nihongkong | 2009-10-19 08:48 | 旅/海外篇

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浜松→大阪→北京→香港→東京→湘南 03年からゆるやかに続けているブログ。中華や湘南ライフや子育てや。mail:kaorischina@gmail.com
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