(北京の西瓜。日本のものより安いし、そして甘い。後ろにある白いが
「マントウ」)
ニーハオ、 ニホンコンです。
今更ながら改めてお話しますが、今年の7月に、2歳最後の娘を連れて、
母娘2人旅を致しました。
行き先は「北京」。子供の初めての海外は「絶対北京がいい」!と
かねてより願っていたので、実現に漕ぎ着くにはどうしたらよいものかと
ヒマさえあれば知恵を絞っていたニホンコン。
丁度日本で仲良しだった中国人朋友が、女の子を出産したとのことで、
「出産祝い」という、またとないチャンス&大義名分に「えいやっ」とかけ声を
かけて出発を決意。
大変であるのは大大前提&ジュウジュウ承知の上。ただ、意外と楽しいのか、
ドえらく辛いのか、全く未知であればあるほど行きたくなり、それはどう転んでも
ものすごい思い出になるだろうと、ここは「経験を金で買う」精神でレッツゴー。
道中はスムーズに行かないことも沢山沢山ありましたが、最終日に友人宅に
お邪魔、というか1泊ホームステイさせて頂きました。
中国人家庭にホームステイ。
これがまた凄くって。
凄いというのは「トイレにドアがなくてびっくり!」みたいないつもの旅話
みたいな驚きではなく。その広さや家族構成などに、現代の中国人各位々の
素敵な暮らしっぷりを見ました。
(泊まったお宅のマンション群。立派な門があったりなど、ここドコ?状態な
北京郊外のマンション)
中国人というのは、よその人を招く&もてなすのが本当に上手。
考えてみると、そのお宅のお父さんお母さんは、自分&娘とは初対面。
なのに、古くからの友人のように本当によくしてくれ、あれ食べろこれ食べろと、
色んなものをすすめてくれる。
大陸的な器のデカさを思わせる「いらっしゃい文化」。大好きです。
北京市内より車で走ること1時間強。到着したのは大きなマンション群。
元々聞いていたお宅の広さは「200平方米(ヘーベー)」という、とてつもない
広さ。お手洗いが3つにお風呂が2つに寝室が4つに・・・という、東京の
うさぎ小屋に住まうニホンコンにとっては天文学的数字!
(広さがうまく伝わらなくてスイマセン。「潤沢」という言葉はこの部屋を表現
するために存在するのかと思う程、十二分な広さだった)
(お母さんが開けている先はベランダではなく、「厨房」。厨房ではまさに
お父さんが夕食の支度をしているところでした)
住んでいるのはお父さん、お母さん、彼女、(ダンナ様は今も日本駐在中)、
あかちゃんという3世帯で、それならその部屋数も納得だワイ、と思っていると、
もう1人「お手伝いさん」がいたんですわよ。
自分みたいな小市民がいきなりお手伝いさんを持つと、どうしてよいか
分からず、結果エラそうに振る舞い、いばりくさるのが目に見えている。が、
そのお宅のお手伝いさんは、皆から礼儀ある態度で迎え入れられており、
家族の一員のような感じで、お手伝いさん初体験のニホンコンも
「親戚のお姉さんがいる」ような気分で過ごしていた。
まだ数ヶ月の赤ちゃんも、こんだけ沢山抱っこしてくれる人がいるなんて、
東京で細々と核家族を運営するニホンコンからしたら垂涎モノの家族構成。
(友人が結婚記念に撮ったというもの。日本の白無垢&袴も外国の人から
見るとこのように映るのかしら?兎に角、中国で見かける大好きなモノの1つ)
短い短いホームステイは、こうして驚愕と共に幕を開け、お土産大会やら
晩餐会へと流れて行くのですが、この話はまた今度。
10月10日 日本/香港