最近、周りが夏休みモードで旅ラッシュ。
ニホンコン母は英会話教室の研修と称してサンフランシスコ中。
(ちなみに1週間の旅中、英語研修はハンバーガー屋でのオーダーのみ、
もはや自他ともに認める『豪勢なお楽しみ会』としか言いようがない)
他ではギリシャにサッカーを観に行っただとか、タイの未開発ビーチで
ノンビリしたとか、ヨーロッパに1人旅に出る話だとか、お盆にクロアチアに
行くとか・・
(クロアチアは再びニホンコン母。一回ずつ行くのではコストパフォーマンスが
悪すぎるので、いっそのことリュック1つで行きたいところを全部回ってから
帰って来て欲しい)
来週からアルジは香港に出張。毎回「ついていくぞ!」と意気込みながらも
今回もパス。ジュニア付きだからというよりも、家族で初めて出る海外が
「また香港」てのがどうにも浮かれない。
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今すぐにどこかに飛べるワケではないのですが、やたらと旅心くすぐられる
話ばかり聞くので、ここは我が家にある莫大な旅の写真たちを見て、
風化しかけていた旅の思い出と共に、この夏を過ごそうと思っている。
人は「完全自由」を手に入れた瞬間、不自由に感じ、1つの制約が
加わると、やたら自由を欲するものだと、現在のニホンコンの状態を
見て思う。
「もう行きたいとこなんか無いしー」とか半ば本気で言っていたクセに、
ひとたび「子育て」というリュックを背負った瞬間、やたらどこかに
行きたくてタマラナイ。
丁度「ああ、お酒も沢山飲んでみたいなあ」と、これまた下戸のくせに、
授乳中でガバガバ飲めないと、やたら飲みたくなる。ダメと言われると
やりたくなるものだ。
と、重たい写真の引き出し(これがまた重たい。家は物が少ないのですが、
地震が来たらこいつに圧し潰されやしないかと心配)を開けてみると、
あったあった。
【2004年秋/中国ひとり旅 篇: 『紹興』に紹興酒を飲みに行く】
酒好きの友人がこの為だけに紹興に行き「本場の紹興酒はウマイ!」と
絶賛していたのを聞き、飲めないクセにエッサエッサと行ったっけ。
この紹興、今更ながらに思い出したけど、「面白い程つまらなかった」、
というか「つまらないほど面白かった」ので、気が向いた時にでも
書こうかと思っています。
今日もどんよりな天気。「日本の梅雨は嫌いだからカラっとした所に行く」
と言っては毎年どこぞやに1ヶ月くらい出掛けてしまうイタリア人と
日本人の友人カップルがいる。羨。
7月3日 (もう7月) 坂下日本/香港