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柴田愛子さんお話し会


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(うちのさんしまい)

ニーハオ、ニホンコンです。

今年も行ってまいりました、初詣(笑)
もとい、私が師匠とか教祖とか勝手に
崇めたてまつる(?)
柴田愛子さんのお話し会。

柴田愛子さん。
りんごの木という、幼稚園というか保育園というか、
もうそういうくくりではなく、限りなく自由且つ、
子供の心に寄り添う育児スタイルの、とても素敵な
場所の代表をされています。

そして、絵本を何冊か出していて、私が知ることに
なったのは「けんかのきもち」という絵本。
(「わたしのくつ」も良い本で子どもたちも大好き)

今では、NHKのすくすく子育てなんかにも出ており、
いちファンとしては、彼女のスタイルが沢山のひとに
伝わることで、肩の力を抜いて子育てができるように
なればと願っているところなのです。

このお話し会は、10年くらい前から、かつて
暮らしていた東京の杉並にある、子育て広場で
行われてる、年1の恒例行事。

そこにいるスタッフの方々も変わらずで
「お正月にひさびさに親戚と顔合せた」感ハンパなく、
「やっぱ初詣だ」と確信したのである。

そして今回。

毎回申し訳ないくらいに、話した内容をすっかり
忘れてしまうのだけれど、最後に残る、不思議な
くらいの気持ちの軽さは毎度すぎて笑う。
その軽さたるや、ほんと飛べそうなくらい。

なんだろう、私子育ての何に悩んでたんだろう、と
思うくらい、「ああ、これでいいじゃん、
私食べさせて寝かしてるからいいじゃん」
と、結構ちゃんと育児ができているような気に
なっていくのだ。

愛子さんが、一貫して唱えているのはすがすがしい
ほどに「手を出さない、手をかさない、見守る」
という姿勢。

これを愛子節と呼ぶならば、今回も炸裂してました。

こんな単純なことなのに、私も時に、というか
しょっちゅうそれをズケズケと飛び超えて子供の
人格、人生をもコントロールしてしまおうと
躍起になるわけで。

何がそうさせるのか。
親の不安なのか、はてまた他者からの視線なのか、
もしくは自分のほんのちょっとのプライドなのかも
しれないけど、今書いててもびっくりするくらい
「どれもいらない」&「ちっぽけすぎてびびる」。

彼女は、「何かをしなさい」とは絶対に言わない。
逆に「何かをするな」と毎回いう。

そして、愛子さんがすごいのは、
「子供の目線になれること」これに尽きる。

子供に「私が悪かったね、ごめんね」の手紙が
書けたり、石鹸でアワアワを作る子供たちを、
「石鹸が減るわー」と見ていたものの、
どんだけ楽しいのか、自分もトライし、
成功して子供たちから拍手を貰う、とか。

これ、よくよく考えると、結構できないのだ。

「親は親らしくあらねばならない」
なんて、言われてもないのに、勝手に背負いこむ、
現代の母たちなんて、子供と同じ目線、時として
頭を下げるような行為をするなんて、ありえない!

でも、違うんだなこれが。
だからこそ築ける信頼関係と、だからこそ見守れる
子供たちの心と体の成長なんだと。

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(先週訪れたヨコハマにて、本文とは全くカンケ―ございません)


普段、私含め「前のめり気味な子育て」をしがちな
現代。子供たちが何かをつかみ取る前に、そこに
レールを敷いてしまう、というか敷きまくり。

往々にしてそのレールは、本人の好む好まざるに
関わらず、親の「これだったら大丈夫」という、
ウソかホントか分からない、かなり微妙な価値観
で作られていたりすることがほとんど。

それをレールと表現したけれど、愛子さんはそれを
「杖」に例えて、こう言っていた。

「子育ても時代が変わっていっている。
転ばないよう転ばないようなんて思って、あなたが
差し出す何本もの杖なんて、子供が大きくなった時に
全く使い物にならないんだからね!」

「本当に困ったときに差し出された、たった一本が
あれば人は生きていける」

と。わーーーん(これ、感動のシーン&こころの涙)

ここ数年は、何を話したというよりも、この一貫した
スタイルである

「あんさん、特別なことをしなくてよろし」

というメッセージに私なりの答え合わせをする
つもりで参加している。

毎年「そうだそうだ!」と目から鱗が落ちている
筈なのに、やっぱり1年も経つと、そこにまた
「私の理想とか期待」という不要なものが
薄い膜となって視界を曇らせる。

それをビリリと剥がしに来ているようなものだ。

最後の質疑応答。
日本人てこういう雰囲気が得意じゃないのだけれど、
誰か突破口を開くと「我も我も」となるのが常。
わたくし、結構この沈黙の時間が苦手&とっとと
質問タイムに入ってしまったほうが有意義な時間に
なると思って、よくトップバッターで手を挙げてしまう。

今回も「三番目がガンコ一徹星一徹で言うことを
聞きません」的な内容をお悩み相談として
挙げたのだけれど(星一徹は言ってない)
答えてくれた中でなるほど!と膝を打ったのは

「その子は、お母さんが自分を大好きだということを
よくわかっていて振り回している」

と。そうかー、見抜かれていたのね。
子供ってほんとすごい。3歳児あなどるなかれだ。

そして、「そんな子は自立も早い」とコメントを
頂き、そうかそうか、じゃあこの振り回され期も
綱引きしながら楽しもうじゃないか、と。

ほんと、私にとって一年に一度の、魔法のような
時間。これでまた、一年頑張れそうです。

さいごに。

ブログ内に、3つほど過去の記事があったので
貼り付けておきます。(他にもあるかも
しれないけど、探しきれず)

こちら2008年
これが2011年

2012年がこれ

5月26日 日本/香港

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by nihongkong | 2017-05-26 09:19 | まいにち母さん | Trackback | Comments(0)


ゴールデンウイークも終わりまして

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(自転車練習中)

ニーハオ、ニホンコンです。
昨日は作文を書いていました。
何やらその作文で1等を取ると、北京旅行1週間。
1等、太っ腹なことに10名。その1週間の子供たちの
オペレーションは、入賞してから考えるとしよう。
作文は書き終えたものの、留学時代の写真を送らねば
ならず、それが一番難関。

押入れの段ボールから探さなくては。しかも
今より10キロプラスのワタシ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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(上2人が友達家族と映画に行ってしまい、
残された3号と私たちは、それはそれで
擬似3人家族でピクニック)

さて、GWが終わってもう世の中は通常運転。
先日のブログでも話していましたが、やっていました
「デジタルデトックス」

長期休暇になるとよくやるのですが、要は
「ケータイ見ない」です。

特にSNSは、よそ様のお楽しみをシェアできる
というものなのかもしれないけれど、なんだか
キラキラすぎて、比べなくてもいい比較をして
しまいがち。

なので「自分たちの楽しみだけに集中する」
でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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(ギョーザ作り、この日のメインイベント)

我が家は帰省する訳でもなく、旅行する訳でも
なく、ひたすら家周辺におりました。この時期、
2時間で移動できる伊豆が6時間かかったりした
ことがあり、その移動にかける時間とお金を、
動かずして使おうじゃないか、という考え。

普段の週末とあまり変わらないのだけれど、
この初夏から始まる神奈川海沿いの町ライフは
我が家にとってはどこよりも楽しんじゃないかと、
勝手に思っている。

西は茅ヶ崎、東は鎌倉、その先に行けば逗子葉山
もある。西はずっと先に行けば大磯、小田原、
湯河原など漁港温泉なんでもこい、な場所もあり、
おそらくひとつずつ楽しめば十分遊び倒せる
だろうと。

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(茅ヶ崎のサーフショップ、いきなり
ビキニでライブが始まるなど、やたら
フリーダム)

お気に入りは葉山。
ここは電車でのアクセスが困難。
葉山駅なんてものはなく、手前の逗子駅から
バスでコトコトいくのみ。なのでもっぱら
車で行くのだけれど、その海沿いの道が細い
こと、細いこと。

ここはおいしいイタリアンもあれば素敵な
お洋服やさんもあるのだけれど、我が家は
毎年この時期、というか夏の前に行う
恒例行事がありまして。それは

ビーサンを買いに行く。

そう、なぜか葉山ブランドでほぼ葉山にしか
売ってないという「げんべい」のサンダルを
求めに行くのです。鼻緒とソールの組み合わせが
これでもか!というくらいあって、もう迷う迷う。
今年は2号がサイズアウトしたため、この人の
分だけを求めに、わざわざ家族で赴く。

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(すごい量)

アホでしょ、家族で1足のビーサン買いに
車でお出かけするんだから。

で、ああだこうだと悩みながら買った後は、
お気に入りのお肉屋さんでコロッケを買う。
何故か「よくわかってるね!」風にパンも
売られているので、そのパンにコロッケを
挟んで食べるという。こないだ気づいたの
だが、店内にソースも置いてあった。

そこでムシャムシャと食べてからまた
海を見ながら帰る。サイコーです。

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(ガイドブックにも載る人気店)

この夏は何して遊ぼうかな。
ここからなんだか毎週、お祭りという
気の早さ(春の公園祭り、という)。

遊ぶことばかり考えていますが、
しばし、遊ばせてください。

5月16日 日本/香港
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by nihongkong | 2017-05-16 10:36 | Trackback | Comments(0)


ご、5月!

ニーハオ、ニホンコンです。

あれよあれよという間に5月になってしまいました。
1か月、飛ぶように過ぎた気が。

お盆やお正月、GWなどに必ず行うのは
「デジタルデトックス」なる、携帯から離れる作戦。
特にSNSなどでよそ様のお楽しみを覗くのは避け、
自分たちの楽しみに集中することに。
(ずっとここらへんに居たけど)

ま、それはそれでおいておいて、
全然話していないハナシが。

「次女入学」。まだ4月上旬かい!

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これはこれでニホンコンの中で大きく気持ちが動いた
ところなので、しばしお付き合いくだされ。

ご存じの方も多いかと思いますが、私、ニホンコンは
3人の娘がおります。今は10歳、6歳、3歳ですが、
3年前の春は「7歳、4歳、オナカの中」でした。

長女の新入学は、第一子ということ、そして妊娠中。
加えてこの土地にきて4か月たらずという新米さ。
てことは友達ゼロという、もう不安オブ不安。もとい
「キングオブ不安」。

情緒も不安定というか、結構な「よくわからなさ」で
イッパイイッパイでした。あー、思い出しても泣けて
きそうだ。(あんなに弱ったの、困ったのは初めて)

夏に3女がうまれてからこれまでの間というと。
あんまり記憶がないくらい、大変だった記憶が。
現在ようやく、周囲を見渡せ、息継ぎができるくらい
にはなりました。

そんな中で迎えた、2回目の入学。
一番ちいこいのを膝に抱えながら、式次第も
「ああ、こんなだったな」と余裕もできました。
んで、顔見知りの先生などに声を掛けたりと、
ずいぶんリラックスして眺められた入学式でした。

(3女、ノロウィルスの終わりで体力消耗しまくり
だったが致し方ない)

でも、でもなのだ。

これは自分でもかなり不思議な感覚がぐわっと
襲い掛かってきまして。稲妻が走った言葉は

「子育ては日いちにちと終わりに向かっている」

だった。

そう。保育園時代はもう毎日送り迎えはするわ、
お仕度はお母さんメインで子供ちょろっとお手伝い、
みたいな母メインなところがあったものの、
小学生になった瞬間、自分で時間割を整えて
「行ってきますー」で家を出る生活になる。

それは長女のこの丸4年間の小学生ライフでよく
分かっていたし、親が関与する部分が圧倒的に
減ってきたのを実感していた。

(体力的には楽にはなったけれど、ここから
きっと気持ちの綱引き大会がくるだろう)

そして、2番目のこの甘えん坊さんも、もうその
ステージとなり、ひとり歩き始めている。
と考えると、あれれれ?いつまでもいつまでも続く
と思われたこの騒々しい子育てライフ、

「ジャックと豆の木みたいに、明日起きたら
大きく大きく育ってますように」

と半ば本気で思ったのが、自分が思って
いるよりもすぐそこに迫っていることを知る。

「ちょちょちょちょ、ちょっと待って!」

やばい、私寂しくなるかも!と。
絶対自分はそうならないであろう、バンザーイ!とか
言いながら仕事してるかもと思ったのですが、
さすが10年の母ライフで植物すらも枯らしていた
自分が、「小さいのを慈しむ」人になったのだ。
驚き桃の木山椒の木。
(すごい「おどろき」で一発変換)

そして、オタオタと送り迎えに奔走する3女の
保育園ライフがまだ残っているのだけれど、
その日々も、あと3年。

「あと3年もあるんだ」または「あと3年しかない」
と思うかはそれぞれかもしれない。でも
なんとなくなのだけれど、きっとこの大変な時期は
ニホンコン自身のこれからを支える、大切な黄金期の
思い出になるのではないかと予想している。

今までがワタクシゴトで後ろも振り返らず突っ走った
ところもあり、遠くのどこかに何かがあるのでは、
と、外へ外へと理想を追い求めていました。

この小さな苗木のような3人に、日々水やりと、
声かけと太陽を浴びせることも、十分な仕事なのだ
ということを腑に落ちた瞬間でした。

で、晴れて入学式終えた翌日。
2号をおんぶをした背中から「オエーッ」と(涙)。

どうやら少し前から掛っていた3号のノロを、
終わった瞬間に2号がもらったという。

元気だけが取り柄の2号。入学3日目で欠席という。
皆勤賞は2日で記録が途絶えましたとさ。とほほ。

5月9日 日本/香港

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by nihongkong | 2017-05-09 10:06 | Trackback | Comments(0)

    

香港在住時代の近況報告新聞「坂下香港」の日本版。03年から週1で綴ってもうすぐ10年。中華&子育て近況報告です。mail:kaorischina@gmail.com
by nihongkong
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