-nihongkong-


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祝、1号の快挙に寄せて

ニーハオ、ニホンコンです。

1号の唯一のお稽古事である「書道」で賞を取ったので、そんな話。

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(たぶん、「海」はニホンコンよか上手い。いや他もか?)

一言でいうと、「羨ましい」
ニホンコン、あまたの習い事をしておりましたが、賞なんてそんな
もん、ただの一度も貰ったことがないもので、ただただ羨ましい。

(たしか公文で、成績優秀者一覧とかいう名簿に載ったことが
あるのだけれど、10万うんちゃら何番目、みたいな順位で、
優秀なんだかどうだかワカラン、と、子供ながら思っていた)

んで、電車に乗って、一路川崎まで行ってきました授賞式。

ドでかいトロフィーとかもらったらどーするー?とか
母としては副賞ハワイとか貰ったら大変!とか、話しており
まさに取らぬ狸の皮算用ばりにいろんな妄想を膨らめておりました。

そんな浮かれ気分でロケンロールは、その厳かな雰囲気に
打ち砕かれました。

まずは入り口で「お名前をどうぞ」と渡される筆と置かれている墨。
どうやらこれで芳名帳に書いてくださいと。さすが書道の授賞式だ!

と、ヒデキ感激しているのも一瞬で、
「そうだ、私字がへたくそだったっけ」と思い直し、
1号にしれっと「書いてきな」とバトンを渡す。

会場では、並ぶ並ぶ、達筆の数々。

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大部分の受賞者である、中学生日記真っ最中の若人がが書く
「質実剛健」、「寛容と忍耐」などの書。

もうその若さゆえのまっすぐな思いと、文字が放つ
メッセージの強さに、「どれも今だ身についてまへん」
と、恥ずかしくなるような思いで場内をまわる。

今回は沢山の賞があったのだけれど、さすがお稽古歴が長い
中学生がごっそり受賞するのが常らしく、小学生はほんのわずかだった。

そういう意味では、超がつくほど快挙なのだけれど、
前方に置かれている&そびえたっているようなトロフィーが欲しかった
1号にとっては、ちいさなちいさな「タテ」だったことに、ちょっと思う
ところがあったようだ。(それはまた次回への原動力になればよいかと)

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(そりゃ一番でっかいのが欲しいにきまってるワイ)

本当に良い機会をいただけて、ニホンコンは人一倍大きな拍手を
しておりました。

正直、彼女の唯一のお稽古であるお習字は、自分から熱望したもの
ではなく、若干の親の誘導があって始めたものである。

自分から湧き上がる熱意を大事にしたいと、何もさせてこなかったけれど、
小学校に入り、日々お稽古ごとに忙しい同級生を見て、
「なんでもいいから習い事がしてみたい」と訴えてきたのが1年前。

キレイな字は一生の宝物になるだろうと、始めた書道だったけれど
どこまで彼女がのめり込んでいるかが見えず、どうしようかなあと
思っていた矢先の出来事。

なので受賞が嬉しいというよりも、彼女の大きな自信に繋がるであろう
素晴らしい機会を頂けたことを、純粋に嬉しいと思っているのだ。

人は誰だって、褒められたらうれしい。
それは大人になった今でもそうだし、ニホンコンなんて
シッポふって「褒めて、褒めて」と言う犬みたいな瞬間は
今でも沢山ある。

それが、少しあらたまった格好で、しっかりした会場で
皆の前で名前を呼ばれるなんて、そんなこそばゆくて、
こんな嬉しいことなんてないだろう。

しかもそれを、齢9歳という年齢で感じられるなんて、
本当に羨ましいの一言である。

子供がどう自己を肯定していくのか、
自分を信じると書いて「自信」をつけていくのか、
正直親の私でも分からない。

それでも、きっと彼女の中でひとつ、自信の芽がひとつ
根を下ろしたんじゃないかなと思っている。

それは彼女がこれからの大海原をこぐための筋肉になる
かもしれないし、大きなエンジンになるかもしれない。
もしかしたら単なる思い出になるだけかもしれないけれど、
それでも十分素敵だろう。

頑張れ、1号。

そして母は、やるやる詐欺にならないよう、一刻も早く、
その封筒に入れっぱなしの賞状を額装し、
作品の掛け軸の掛け場を確保しないといけないのだ。

8月22日 日本/香港
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by nihongkong | 2015-08-23 00:27 | Trackback | Comments(0)


goen wo tsunagu

ご縁を繋いでおります。

ニーハオ、ニホンコンです。
20年来のご縁が、よみがえってきました。
アメリカ人の友人がハワイからやってきました。
実に20年ぶりの再会。
しかも、20年のうちに、ニホンコンは5人家族、彼女は3人家族になっており、
最後は全員集合。

ニホンコンは、できない英語をできないなりに駆使した4日間でした。

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(シャロンと、うちの一番ちいさいの。途中でカメラ壊れ、たいした写真がなく)

出会いは北京。
ニホンコンは学生、彼女は英語の先生という立場でそれぞれ滞在。
ボロい寮で、プロパンが置いてあるだけの簡易キッチンや、パイプから
滝のようにチョロチョロ出るだけのシャワーと言えない行水場など、
今でも笑えるボロに、ふたりとも住んでおりました。

そんなシャロンが、20年経って、旦那さんの日本出張をキッカケに、
息子のルイス(8さい)と我が家にショートステイ。
最後の日は、旦那さんも合流して我が家に滞在。

あ、でもこの週末、幸か不幸か、アルジがまさかの週末出張で不在。
仕事でそこそこ慣れているだけあって、ニホンコンよりスムーズに
英語が飛び出る存在なだけにこの出張は痛すぎた。

しかも英語とかうんちゃら言う前に、

「ニホンコンひとりで子供3人」を抱えてのアテンドとなるのだ。

でも、楽しくてアドレナリン放出しまくりで
何の苦労もなく、フルアテンド、ナイストリート、ワンダフルステイにしました。
(訳の分からない英語)

毎朝5時に起きてご飯やお弁当作って
海いって服のままずぶ濡れになって(あ、これ普通日本人はやらないアルネ)
公園行って
盆踊り行って
屋上から花火見て
家の前でちいさな花火もやって(線香花火にいたく感動していた)

一日かけて鎌倉トリップも楽しみました。
細かくタイムキープしながら、お弁当もって、大仏、長谷寺、鶴岡八幡宮。
大人でも歩く距離を子供たちもよく頑張り、よい旅に。

もう、ニホンコンもスーパーマンになった気分。

最後の日の夜は、それぞれ旦那衆も合流して、ジャパニーズ居酒屋に。

もう、涙が出るほど楽しく、充実し、もっと一緒に居たい!!と
何度思ったことやら。

当時はインターネットなんて便利な代物はなく、連絡ツールは「手紙」オンリー。
それぞれ北京から離れる時も、ネクストステップが定まらないハタチそこそこの
私たちは「とりあえず実家の住所」しか書ける連絡先がなく。

それからニホンコンはぐるっとアジア一周の旅で現在の地に落ち着き。
ワシントンが実家の彼女はもっとワールドワイドで、本土に戻ってカリフォルニア、
ウィスコンシン、フランスはパリ、そして現在はハワイ島ヒロというぐるっとさ。

当時の思い出話に花が咲いたり、自分の仕事話、住んでる町話など、
つたない英語ながらも、毎晩たくさんの話をしました。

面白いのは、自分の思いを英語という外国語で伝えることで、何をどう
考えているのか、どう見ているのか、という視点がクリアになるということ。

英語が上手ではない分、具体的に説明しようとするからなのか、仕事話なんかも
「あきっぽい自分が何で10年も中国語の先生を続けていけるのか」まで
一生懸命伝えており。その場で思うことをじゃんじゃん伝えていきながらも
「ふーん、そうか、私そう思っていたんだ」と、自分の哲学みたいなものに
触れてみたり。

彼女も、ずっと外国人に向けて英語を教えているだけあって、選ぶ単語や聞き方も
絶妙。

もとより、シャロン自身が「主張と自由の国、アメリカ!」みたいな感じでは
まったくなく、日本人よりも気を使い、自分よりも相手、と譲れる気持ちがある人
だから、ここまで快適に過ごせたんだと思っております。

中国語がちっとは話せるニホンコン、ですが、やっぱり今でも「英語」は大好き。
あの音の響きが今でもたまらなく好きなのです。

そして、英語にあこがれ、また学生の頃からずっと憧れていた
「ホームステイで英語漬けの日々」というのが、今回は形を変えてやってきた。
「向こうが我が家にやってくる」で実現したという、何とも嬉しい時間だった。

シャロンたちとの濃密な4日間を総括して語るのは、かなり難しい。
どんだけ素晴らしい時間を過ごしたか、を的確に伝えられることばが見当たらない。
でも、いっこだけ言えるのは、ニホンコンにとって初めての海外、「北京」の時間
そのものが、今の自分を作り上げているんだなあと。

他所の国の人が何を考え、何を思って暮らしているのかを聞くのは、
インターネットも、テレビも、スマートフォンも要らないと思わせるほど、
リアルで、そして勉強になる時間だった。

きっとまた、どこかで再会できることを願い、我が家が今いちばん行きたい場所の
堂々の1位で「ビッグアイランド・ヒロ」となった。本気で「ヒロ貯金」始めようか考え中。

若い頃のご縁を今繋ぐ、ということは、こんなにも素敵な経験なんだ、と実感。

8月8日 日本/香港

追記:同じ時期、高校時代のクラスメイトより、同窓会の連絡を頂いた。
メールの文面から、彼女の丁寧さや細かさや気遣いが推し量れ、
「うわ!私バカ!なんでこんなナイスな人と繋がり続けていなかったんだ!」と猛省。
今回は欠席なのですが、いつか同窓会に照れながら参加しようと思いました。



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(うちの3女、ザブザブと海に入るもんだから、もう大変です)
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by nihongkong | 2015-08-09 05:34 | Trackback | Comments(0)

    

香港在住時代の近況報告新聞「坂下香港」の日本版。03年から週1で綴ってもうすぐ10年。中華&子育て近況報告です。mail:kaorischina@gmail.com
by nihongkong
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