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せいせきひょう

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(こども文字ってのはどうしてこう、「味あり」なのか)

ニーハオ、ニホンコンです。
夏休みも、もうおしまい。

とはいっても、今年の夏は我が身の出産という家族的&個人的イベントがあった
ので、子どもたちにちゃんとした夏の思い出を作ってあげられませんでしたが。

いいんです、今年は神様から「寝所と赤子をやるから少し休め」と耳打ちされ、
屋根のあるお家と、可愛い赤子をポンとくれたものですから、不惑の手前、
仰せの通りにお休みするとします。

そういえば、夏休みに入る前に、小学校らしい「通信簿」なるものが、
1号より手渡されたので、そんな話を。

学校ごとにシステムは異なると思いますが、1学期の評定は無し。
先生のコメントのみ。

見てみると・・

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「ちょっと、せめて手書きで書いて欲しかった!」が第一声。

パソコン文字より手書き世代の母はむくれるが、先生1人で30人以上の
コメントを書くことを考えたら、ここは譲ってやっても、いや譲るべきところ。

これを読んで、「まあ、うちの子結構やるじゃん」と口角が若干上がった
ことは認めよう。でも、3秒後には「まあ、うちの子にも書いてくれるくらいなら、
このくらいのリップサービスは全員あるだろう」と冷静になった。

これが5段階とか、ドライな数字で来るようになったら、もっと親っぽく
慌てふためいたりするんだろうとも思うけれど。

ただ、このコメントを読んでひとつだけ思ったことが。
「私の中から産まれてきたのに、私っぽいところがあまりない」。

「せいとん係」。。。

母はすいとんは好きですが、せいとんが嫌いです。
と、英文法の用例みたいにつまんないことも言ってみたくなる程
家でもよく整頓をしている1号。

性格的にも割ときちんとしていて、曲がったことが嫌いで、約束をよく
覚えているので時折ニホンコンのほうが辻褄が合わなくなって慌てること多し。

と、まあ違うのです。

思ったのは、7年育ててきて、自分なりの子育てをしてきたつもりだけれど、
彼女には彼女なりの個性と信条があって行動している真っただ中であり、
成績表は、その彼女の行動を垣間みる、ほんの「のぞき穴」みたいなものだと。

それでも家ではああせい、こうせいと言ってしまうのだけれど、究極の
親の役目とは、その子が己という自尊心を携えて人生を歩んでいけるよう、
食べさせて、寝かせることだけかもしれない。

来週から2学期。また大海原で存分に泳いできなはれ、1号!

8月30日 日本/香港

P.S : 「無断で人の成績表を公開してすまん、でも悪く言ってないので許して」
思春期あたりに本人がネットで見つけた時のことを思って先に謝罪。めんご。
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by nihongkong | 2013-08-31 00:27 | Trackback | Comments(0)


ようやっと1ヶ月

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(うちの三姉妹、珍しく全員カメラを見ている1枚、ちなみに2号のばんそうこうは
シールのように日々貼ったりはがされたりしている)

ニーハオ、ニホンコンです。
1ヶ月が経ちました。これまでの中で一番長く感じた1ヶ月。

1号も2号も、ややダダをこねたりするものの、毎日かあさんの経験より
想定内の範囲におさまってくれたりしている。

でも、とにかく慌ただしい。

楽しいといえば楽しいし、幸せと言えば幸せなのだけれど、
それだけではないのが、母親稼業というものだ。

そして勝手知ったる土地とはまた違い、越してから半年過ぎたとはいえ、
お店や小児科、ちょっとした用事にも手間取ったり、距離を感じたりと、
日常の些細なことがちいさいながらも積もっていく。

それはストレスというほど大層なものでもなく、しっかりした感覚でもなく。

普段は何とも思わないのだけれど、何かのキッカケで引き金が引かれると、
「え?私そんな風に思ってた?」と思うような「大変」とか「しんどい」と
いうワードがダムの放水のようにドドドーッと流れ出る。

そうすると、大きな問題もないくせに、なんだか手が足りなかったり、
なんだか行き届かなかったり、なんだか物足りない部分ばかりに
ピントを合わせてぐいぐい見ようとする。

結果、必要以上に自分のことをユースレス(useless=役立たず)に
感じたりするというよくない思考のパターンに陥ったりするのである。

この感情は、ホルモンバランスのせいだよと言われればそれまでで、
違うと言われればそんな気もする。(本人ですらよく分からない)

ちょうど産後というのは、脳内のヒマスペースを埋めるべく、
えてしてこの感覚に支配されやすい時期、ということにしておく。

今はこんな日常の中で、金魚のように上へ下へとプカプカしているんです。

なので今日は何が言いたいのかというと、つまりはこういうことだ。

「おしゃべりしに遊びに来て下さい!」。

オナゴは複雑なんだか単純なんだか、忙しいんだかヒマなんだか、
よく分からない生き物なのです。


8月25日 日本/香港
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by nihongkong | 2013-08-25 23:56 | Trackback | Comments(0)


お産への道〜最終章〜

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ニーハオ、ニホンコンです。

赤子はその握った手に人生を掴んで産まれてくると言います。
で、手を開いた時に逃げたその人生を追いかけるために、人は生きるんだとか。

って、マンガのヒロインが言ってました。って、マンガかよ!
(でも、よい言葉)

さてさて、超がつくほど切羽つまった第三子出産。
待ってよ待ってよ、こりゃ痛いぜ。笑えないぜ、な時間を過ごす。

アルジと子どもたち、着替えをするために一旦退散。
そーだそーだ、退散しとくれ!
自分で呼んでおきながらも、こんな無様な姿見せたくないわけで。

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(子どもの白衣はこんなキュートなものでした)

と、その時だった。

一人だけ異なる紫色の病院服の女性が入って来た。
この人こそ、プスリの救世主!助かった!
そこの「紫式部」よ、早くワタシを楽にしてくれ〜!

よく人に「麻酔の瞬間がイタイんじゃないの」と言われていたのだが、
いや、今どきってよく出来ているのさ。

麻酔の前に打つ『痛み止めの注射』なんて素敵なものがあり、
そのチクリ度合いは予防接種レベル。ま、それが無くても陣痛の
イタミに比べりゃどんなものも「まあまあ」程度なんだろうけど。

そこからはすうっと視界が開ける。
いや、「すうううっっっっっと」が正しいか。
汗と涙でにじんでいた時計の針が、秒針まで見えるくらいにイタミは引いた。

本来、注射をしてから麻酔効果が出るまで20分くらいはかかると
聞いていたのだけれど、もう一発で効くくらいの量を打ってくれたとのこと。
酒で言うところの、ホッピーをちびちび飲みながら酔うつもりが
ウォッカをぐびっと一気飲みし酩酊する、みたいな。

何ごとも、ほどほどが良いときもあれば、時にガツンと一気に駆け上がったほうが
いい時もあるんだ、と知る。

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(入院部屋と赤子)

そこからは、余裕のヨの字。

無の境地なのだけれど、お腹がぐぐっと張ってくるのが分かるので
そのタイミングで「んぐぐっ」とチカラを入れると赤子が降りてくるのが
分かる。この最終コーナーが一番痛く、そして取り乱すのだけれど、
ここまで冷静だともう楽しくて笑えてくる。

汗を拭いてくれるアルジ。「あれ、汗ひとつかいてない」。
自分でも額を触って驚く、サラッサラな我が額。素敵。

子どもたちとも談笑しながら、和やかにお産が進む。素敵。

素敵素敵と、いちいち感動していたところに
「はーい、もう出ますよー」と助産婦さん。
ええーっ!もう終わり?!

そりゃそうだ。3号目から乗って楽しむ筈だったヘリコプター遊覧が、
8合目すぎからようやっと乗せてもらえたのだから、頂上は早いワケだ。
もう少しこの余韻に浸っていたかったが、もう出て来るものは喜んで受けよう。

ここで最後の不安を思い出す。

「どっちよ?!娘?息子?聞いてなかったんだワタシ!」

そうだった、怖くて聞いていなかったのだ。
3人兄弟というだけで未知の世界。性別を聞いたところで想像もできんわい!
と敢えて聞かなかったのだが、ここに来て慌てること、慌てること。

「いや、オトコの子だったらこれまでのワンピースとか着れない?
仮面ライダーとかプラレールとか、新たに買わなくちゃいけない?
それよかこの年齢から追いかけ回せるのかしら」とかとか。

なーんて言っていたら「はーい!産まれましたよー」と
ババーンと正面から飛び込んで来た3号のシンボルマークは「明太子」。

妊婦さんはエコーの診断時に男女の見分け方で、男の子は「大砲」
女の子は「葉っぱ」という表現を使うのが常。が、最近女児と判明した
妊婦友が放った「明太子だったよ~」が面白く、採用。

三姉妹ですか、そしてオナゴ帝国の長アルね、ワタシ。
ま、そんなことよりも、五体満足で産まれてくれたことに大大大感謝。

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(夕焼けがキレイでした、入院中)

産後の回復もよく、気分も爽快で退院したニホンコン。
自宅につくなり、産院から電話が。

「麻酔代、一部お返しします」と。

無痛分娩は普通分娩にプラスして「麻酔代」がかかってくるのだけれど、
8合目からの麻酔に全額頂くには、ちょっと申し訳ないとのこと。

そりゃそーでしょ!と思う反面、産院でもそう思うくらい、半端なタイミング
での麻酔投与だったんだなーとややしょんぼり。

ただ、ここは気を取り直して、おいくらマンエン返ってくるのか大いに期待。
「5合目だったら半額、8合目なんてもっとでは?!」と夢膨らんだのだが、
結局、お気持ち程度が返って来たくらいだった。

かくして、ニホンコンのお産は終了したのでした。
1人目を助産院、2人目を個人病院、3人目を無痛分娩と、やりたい限りのお産を
尽くし、半ば本気で「本でも書けるのではないか」と、勘違いしている現在。


8月17日 日本/香港
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by nihongkong | 2013-08-17 15:28 | Trackback | Comments(0)


お産への道〜vol.2〜

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(結局寝てるところしか写真に撮れない日々。クマさんより顔が小さい現在)

ニーハオ、ニホンコンです。
暑い日が続きますが、籠っているのでイマイチよく分からず。
しかも、こちらふんわり海風が入ってくるため、夜は涼しいくらい。

さてさて、ニホンコンのお産話の続きなのですが。
結論から言うと、

「ビミョーに無痛の麻酔が間に合わなかった」のです。

ハ、ハナシが違うよ〜!なのですが、これだけは誰のせいでもなく。

前日から入院し、当日は「何故か」の5時半起きで陣痛促進剤を投与。
「じぇじぇ!何故こんな早起きしなきゃなんねーんだ?オラは?」なんて
つまらないコメントは到底できるワケもなく、でもゆっくりと時は過ぎて行く。

「痛かったら言って下さいねー、促進剤止めますし、麻酔の先生呼びますから」

という言葉を胸に、今回こそはツルッと、それこそ卵を産むかのごとく
「パーフェクトに痛くないお産」を目指して頑張ろうと意気込んでいた。

朝の回診でお産の進み具合を見てもらう。
「子宮口5センチですね」

おい、コラ、ちょっと待てよ。
事前の説明で「3センチの時点で麻酔投与」って聞いてたぞ。
これ、もう投与のタイミングだぞ。

麻酔の先生の出勤は10時。
どこに住んでるのか知らないけど、とっとと来て欲しかったので、
さして痛くもなかったけれど、すぐにナースコールをピンポンピンポン
連打する。

「ええと、痛いのでもう先生呼んでください」
この時点で8時半。時間だけは確認できるくらい、こちらも余裕。

とか何とかほざいてるうちに、オナカがぐんぐん痛くなる。
ちょちょちょ、ハナシが違うぜ!もうこの時点では
痛くないイメージしか無かったニホンコンとしては、慌てる慌てる。

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(フローリングのほうが、実は涼しいのだ)

とりあえず分娩台でいつでも注射が出来る状態で背中をぱっくり開けて
待っておく、あとはブスリとやるだけなのに、肝心の主役、いや主役は
自分なのだけど、要のプスリの先生が来てくれなきゃ役者は揃わないのだ。

「子宮口8センチです」

う、うそでしょ。道理でこんなに痛いワケだよ。

お産を経験したことのない男性などはイメージが湧きにくいのかもしれないけど、
例えるなら富士山登山。

「3号目からヘリコプターで頂上に連れてってくれる」という話が、
「8号目まで登らされてもまだヘリコプターがこない」という状況。

ハナシが違うでしょ。
これ、ツアー会社には返金&クレームもんでしょ。

でも富士登山もお産も、全ては誰の責任にもできず。
天候の関係で、だったり、お産の進み具合だとか、要は
なんとなくの「自然の摂理」で片付けられてしまうのだろう。

グングン進むお産と痛むお腹に「せ、先生まだですか?」と半ば怒りも
込めて尋ねる。

「うーん、もう少しですが進みが早いのでこのままお産に入るかも」

これを聞いたニホンコン、ついに張りつめていた何かが切れ、
チカラを振り絞って伝えた。「そ、それは困ります!」。

こちとら十月十日、無痛を体験したいがために此処に通っていたのさ。

「こんなにお産が早く進むとは思わなかったですねー」とユウチョに
構える助産婦さんを前に、何とかできることを交渉。
(以下、ニホンコン「二」と助産婦さん「助」)

二「じゃあ、今お産を進めている促進剤を切ってもらえませんか?」

助「いや、今切ってしまうとお産が止まってしまうのでちょっと無理です」
(切れるって言ったのに〜!)

二「ワカリマシタ、じゃあ切らなくていいから、その投与量、半分に
して下さい、ほら、その48って数値、それ24ね」

助「じゃあそうしましょう」

と、もう焼け石に水なのだけれど、何もしないでまな板の上の鯉状態よか
マシ。

とか何とか言ってたらアルジや子どもたちという役者陣も到着してしまい。
方や汗だくで苦しむニホンコン。先生は、まだ来ない。
この時点で、9時。たかだか30分だってのに、もう半日くらいな気分。

「こ、こんな筈じゃなかった・・」と思っても時すでに遅し。

おいおい、どーなるんだ、ニホンコンのお産よ!
長くなりそうなので、もう1週語らせてくださいまし。

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(オナゴの姉妹なのに、何故か夜は相撲大会、2号がこれまた強いんだ)

8月7日 日本/香港
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by nihongkong | 2013-08-07 14:38 | Trackback | Comments(0)

    

香港在住時代の近況報告新聞「坂下香港」の日本版。03年から週1で綴ってもうすぐ10年。中華&子育て近況報告です。mail:kaorischina@gmail.com
by nihongkong
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