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【暴飲暴食、万歳!〜薬膳中華料理教室にて〜】

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(カメラの設定を変えていたことに気づかず、まともに取れていたのが
プチデザートのこれだけ。ちなみにキンカン・ハイビスカスゼリー入り)

ニーハオ、ニホンコンです。

ニホンコン家の食生活は、数年単位で勝手なマイブームと
共に激変しつつあり、現在は以前よりちょこまかお話して
いる、料理教室、薬膳中華料理の時代なのである。

嬉しいのは、こ難しいところは何もなく、薬膳というか中華というか、
一言で言えば「バランスよくいろんなものを食べよう」
みたいなところ。

いやもう、昼だけで40品目くらいはあるんじゃないかと思われる食材。
毎日こんな食生活だったらさぞ元気になるだろうなと。

そして、前回提出していた「毎回の食事写真」。
家族だけで美味しく頂ければ大合格と思っているニホンコンにとって、
他人様に見せるのは、果てしなく気の重い&でも今後のためにと
腹をくくった作業であった。

結果は予想以上に悲惨なもので、テストで言えば赤点、健康診断で言えば
D判定くらいのひどさ。妊娠出産を経て、かなり和食&粗食に変わったの
だけれど、それでは全体が補えていないことを指摘された。

同時に、ニホンコン自身が多くのエネルギーを発し、そして欲している
らしく、今の食生活じゃ補いきれていないとのこと。

「こんだけ喋って動く人は、もっと栄養が必要なんです!」と。納得。

また、「暴飲暴食?いいじゃないの!一度きりの人生なんだし、
また翌日から頑張ればいいんだから!」と豪語する先生は、
イライラしてたまらない日にはホールケーキをスプーンで食べることも
あるという。(かなりスッキリするそうなのですが、どなたか
経験あるかたいらっしゃいますか?)

薬膳料理教室と逆走するような行動に、一同思わず大爆笑しながらも
「それってアリなんだわ」という安堵感も大いに漂っていた。

毎回自分たちで作る以外に、食べきれないほどの沢山のごちそうも
出て来るこの教室。「来客が食事を残すのが礼儀」とされている
中国式おもてなしの流儀もきちんと残っているところに、ひとり嬉しく
思っている。

最後に、「もう少し幅広くいろんなものを取り入れれば、
もっと体の中から元気になりますよ」と言われたニホンコン。
何がどう、どこまで元気になれるかが楽しみでならず、現在やる気に
満ち満ちているところ。

ただ、一番満ち満ちているヤル気は、一度やってみたかった
「ホールケーキをスプーンで・・」という先生のエピソード。

今はただ、早くその「イライラしてたまらないXデー」が
こないものかと思っているのと、いつかそのXデーが来た時、
どのケーキを食べようか真剣に悩んでいる、不出来な受講生なので
ありました。


2月19日 日本/香港
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by nihongkong | 2012-02-19 23:45 | Trackback | Comments(0)


【ネパールでの物々交換話】

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(2児と向き合う日々は読書もままならず、今年初の図書館)

ニーハオ、ニホンコンです。
本選びは、その時の気持ちや思考がそのまま出るのが面白く。
左半分は毎度な中華もの。ずっと読みたかった中国のベストセラー。
欲望むき出しの生々しい表現が、今の中国を物語っているような。

左半分は「時間お金モノ」について欧米の思考が反映されたもの。
ニホンコン、がぜん興味があるのはこちら側。

ちょうど読み終わった「イギリス式〜」の中で、ニホンコンも経験した
「ネパールの物々交換」ネタがあったので、それを紹介。


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(ネパーリーブランケット、とでもいうか)

これはニホンコンが10年ほど前にネパールのポカラという街で手に入れたもの。

先に申し上げておくと、これが物々交換でゲットしたもの。
そしてまたこれも先に申し上げておくと、

「双方合意のもと、あたたかな気持ちでやりとりが行われた」

なんてことは全くなく、もうタフな現地のおばちゃんたちの
食うか食われるかみたいな勝負だったのでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ネパールのポカラという街では、衣服や文具、生活雑貨などの製品は、現金収入が
少ないために滅多に手に入らない貴重品ゆえ、自分たちで作ったアクセサリーや
工芸品を、こうして訪れた人たちと「物々交換」をするとのこと。

ニホンコンも旅の途中で要らなくなったものを売ったり、譲ったりしてきた
けれど、現地の人と、それも現地のものと交換ができるなんて素敵だワイ!
なんて軽く考えながらその場所に向かいました。

現地のバザールは、おそらく、これまで沢山の旅行客が訪れたのであろう。
かなり観光客慣れしたような感じは否めず、一目見て日本人と分かるや
否や、もう寄ってくる寄って来る。それも

「ブチュブチュ交換!」と叫びながら。

最初に聞いていて喜ばれると踏んでいた「ペンやライター」
などの日用品には目もくれず、腕時計とかカメラなどを指さしては
「ブチュブチュ交換!」と、また叫ぶ。

げ、話が違うぜ!と思ったのも時すでに遅し、でも魅力的なネパール工芸品も
捨てがたく、おばちゃんたちのギラギラした目と格闘することを覚悟する。

ここは値札もなければ、交換条件もまちまちゆえ、かなり気持ちの綱引き
勝負といったところか。そう思ったら値札がきちんと存在して値引きも
ぼったくりも一切ない日本のシステムは、面白みはないけれど、合理的且つ
「疲弊しない」ということが分かった。

先に勝負に出たのは一緒に行った日本人女性。
とあるシルバーのアクセサリーに目を止めたのだが、一瞬にしてその
欲しそうな顔を見抜かれ、相手は強気の一点張り。結局ブチュブチュ交換
では納得されず、プラスして現金まで払う羽目になった。

敵もさるもの、おそろしや。

ニホンコン、目をつけた紫色のブランケットがあったが、なるべく
引き分けにもっていくために、おばちゃんたちの様子を伺っていた。

よくよく観察していると、交換したがるものの傾向に気づく。
ベルトや時計、指輪などの「銀もの」と、靴下、手袋などの「衣料品」。

ここは一発勝負で終わらすべく、ええい帰りのことは考えるな!と
身につけているベルトをしゅるっと抜く。日本で買った安物だが、
バングル部分がごっついシルバーで、飴色の皮が結構気に入っていたけれど、
これはまた買えばいい話であって。

おばちゃん一同「オオ〜ッ」。

で、そのブランケットを指さすと、あっさり
「ノーノー」。

え?!ダメなんですかね?ベルトと毛布?十分じゃないのよ!

この心理戦は「欲しい」と思ったほうが負けゆえ、ニホンコンも
その時点でかなり後手に回っていた。まだ何か出さなくてはならず、
もう出すもんないよーと考えあぐねた結果、もう最後の手段で
ブラの紐をちらつかせる。

お色気作戦ではなく、ブラジャーもつけちゃうもんね作戦でいくことに。
いやいや!ベルトなしのゆるゆるズボンにブラジャーもない状態で
帰り道自転車1時間もこぐなんて!と一瞬よぎったが、ここはもう
一生に二度はこないであろう「土俵」だと割り切ることに。

おばちゃんもしぶしぶ「それならば・・」と言いながらも、ちょっと
嬉しそうな顔をしている。最初っからこれ出しとけばよかったとも
思いつつも、ちょっと奥入らしてね、と控え室に入れてもらい、
ベルトとブラジャーを引っこ抜いて差し出し、無事に
ブランケットはニホンコンのものになったのであった。

こうして、友好的に、とはほど遠い、半分身ぐるみがはがれた
ボロぞうきん状態で宿に戻ったのでありました。

救われたのは、その後続けた旅で、雪山に行ったり、寝袋が必要なほど
寒い宿もあったのだが、これで何とかしのげたこと。実際にはしのげては
いないのだけれど、「ないよかマシ」だった、ということ。

帰国後、同じものが近所のアジア雑貨屋で安く売っているのを見た時には
深く深く傷ついたのだが、これは、値段ではない、思い出と共に
ずっと大切にしたいモノのひとつなのである。


2月12日 日本/香港


後日談:

翌日日本人の男の子が大量のアクセサリーをもって帰って来た。

聞くと、先にこっちが持ち物をひろげ、おばちゃんたちが欲しそうに
寄ってきたら、「ダメダメ、これ欲しいんだったらそのアクセサリー
10個ね!」と、向こうを客扱い。最後はおばちゃんたち涙目に
なりながらブチュブチュ交換をしてきたとか。強敵。
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by nihongkong | 2012-02-10 15:32 | Trackback | Comments(0)


【頑張れ小さなモデルさん!極寒撮影話】

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(1号、撮影中)

ニーハオ、ニホンコンです。
ここんとこ、パソコンにじっくり向かう時間が皆無。

さてさて、今日は撮影バナシなど。

先日、母と娘1号でエッセの撮影がありました。
母子ともに、スタイリストさんとヘアメイクさんがつき、
お衣装を着て、髪の毛もセットしてくれる撮影とあって、
こりゃあ楽しいワイ!家族アルバムの1ページを作るような
気分で臨んだものでした。

が、当日の気候たるや、北風小僧のカンタロウなんてものじゃなく

「大雪」

今年の冬が寒いのは覚悟の上でしたが、まさかの天候。
ハラハラと、というかボタボタと固まりで降ってくる雪の中、
集合場所まで駆けつける。

大きなバン、ロケバスに乗り込み、朝からお茶やらお菓子やら
DVDやら色々ある、「快適で小さな動く家」みたいな中で、
ひとしきり話したり、飲んだり食べたりしながら待つ。

かつてニホンコンは撮影、それもテレビ番組やミュージックビデオ
などに関わる仕事をしていたせいか、このような現場の雰囲気は
知らなくもなく。でも以前はスーツ姿で邪魔にならないように進行を
見守る「立ち会い」という向こう側の立場だったのだけど、今回は
こちら側、「制作物の中に入る人」であることに、密かな楽しみを
覚えておりました。

ニホンコンも髪の毛をああだこうだとしてもらい、着替えて
寒い中ロケバスから撮影場所に向かう間は「女優コート」と呼ばれる、
長いコートを羽織る。ほら、あれですよ、サッカー選手とかが寒い時に
着る、足下までのシャカシャカのやつなのですが、皆が
「女優コート取って!」と言うたびに「いや、違いますから・・」
と、勝手に恥ずかしい思いをしておりました。

で、ニホンコンは屋内、2カットで終了。
なのですが、娘1号の撮影はというと

「野外3カット」

いやいやいや、嘘でしょ!
この天気ですよ大雪ですよ。

しかも掲載は3月発売の「4月号」
スタイリングされたお洋服はナチュラルカラーの薄手のお洋服に
「靴下」

くくく靴下ですかい!
それって生足ですよね?
今気温2度とかですよね?
ワタシ今長ーいスカートにタイツに毛糸のおパンツ履いてるくらいですが。

と聞きたいことは山ほどあれど、どうやらそれでいくらしい。

こういう時、母としてどう娘に覚悟させりゃあいいのかと
悩んだのですが、ちゃんと言ってちゃんと反論されてもどうしようも
ないので、ここはもう、しれっとそのまま着替えることに。


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(撮影と撮影の合間の短い時間、周りを囲まれる)


いやあもうそれはそれは現場の皆さんによくしてもらい、ひとたび
カットがかかる度に全員で周りを囲んで足さすってもらったりカイロ
で撫でてもらったり、コート着せてもらったりとものすごい対応。

結局場所を変えて3カット、極寒の中で撮影が進みました。

凄かったのは、ちょっと足が寒いよーう!と言いながらも、
泣き出すこともゴネることもなかった1号。よく頑張りました。

確かに寒かったのは事実なのですが、もう至れり尽くせりな環境に
だいぶ満足だった模様。朝からお菓子とDVDを好きなだけ堪能し、
何度も何度も髪の毛をとかしてもらい、温かいスープは作ってもらい、
自分で履ける靴ですら履かせてもらい、という家では受けたことの
ない、お姫様扱いをされたものですから。

いやあ、当初の目的であった「家族の記念」が、大雪という
演出も加わり、ホント忘れられない思い出になりました。


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3月発売のエッセ、また出たらお知らせしますが、今回のニホンコン
親子の頑張りへの投げ銭の意味も込めて、是非買ってくださいな(笑)


2月5日 日本/香港

PS : 週1回書くを目標にこれまで8年くらい続けて来たニホンコンですが、
最近ちょいちょいと日にちが飛ぶことがございます。書きたいことは山ほど
あれど、時間と体力が許さず、中年の域に足先つっこみはじめたニホンコンを
どうぞお許し下さい&末永くおつきあい下さい。
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by nihongkong | 2012-02-05 12:45 | Trackback | Comments(0)

    

香港在住時代の近況報告新聞「坂下香港」の日本版。03年から週1で綴ってもうすぐ10年。中華&子育て近況報告です。mail:kaorischina@gmail.com
by nihongkong
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