-nihongkong-


<   2011年 01月 ( 4 )   > この月の画像一覧



【中国の子育て事情〜ヤンさん家の場合〜】

d0104254_14192298.jpg



(お天道様まぶしく散歩中)

ニーハオ、ニホンコンです。
先日、北京にすむ中国人友人、ヤンさんと電話で話す。
今は旦那さんと娘に加え、彼女のお父さんお母さんも
一緒に住んでいるとか。

「だって、昼間旦那さんが居なくて大変だから」という彼女の家は
子供ひとりに対して大人が4人居る計算。

大人ひとりで子供ふたりの面倒を「見まくっている」ニホンコン。
「ねえ、大人ひとりくれない?くれたとしてもまだ子供1:大人3だよ」
とお願いしてみる。

中国の一人っ子政策と、その教育について、2年前の北京滞在時に
友人のお母さんに聞いてみた。

中国では一人っ子政策ゆえ、その「ひとつぶだね」に託す情熱と教育っ
ぷりはハンパない。なにせ15億とも16億とも言われる人口ゆえ、
いつまでたっても競争。しかもその倍率のケタが違う。
しかもその競争のスタートラインに立つまでにそこそこの学歴がなければ
話にならないような状況で、親の期待も子供のストレスも尋常では
ない模様。

また、その期待や愛情の注ぐ方向を違えてしまうと、相当なワガママ
坊ちゃま&嬢ちゃまが大量に出来上がるという「小皇帝」現象も、立派な
社会問題のひとつとか。

話戻り。
ヤンさんは「小皇帝」なんてどこぞの話やら、という
くらい謙虚で。お母さんに聞くと、頂き物はまずおじいちゃんにあげ、
次におばあちゃん、お父さんとお母さんで、残ったものを自分が頂く、
という躾だったとか。「そうじゃないと何でも独り占めしてしまう
意地の汚い大人になるからね」というお母さんにまず拍手。

そして、「必要なものだったら何でも買ってあげるけれど、そうでない
ものは一切買わない」という主義を貫いたそうな。子供時代の友人は
その方針が理解できる前まで、鉛筆一本「買って」と言えなかったとか。

また、学習面においては、相当厳しく管理していたようで、事実、
友人は北京の有名大学をきちんと卒業して立派な仕事に就いている。

そんなお母さんが自分の子育てを振り返っての一言が意外で。

「生活面、学習面でかなり厳しくしつけた自分をずっと責め続けていてね、
娘が嫁いで遠くに行ってから、あるとき電話で泣きながら『あの時の態度を
許して欲しい』と謝ったのよ」と。

それは「娘のためを思って」という親心をさっぴいても余りある厳しさ
だったんだろうと察しがつくのと、成人してからずいぶん後にようやく
謝れたという、長い年月をかけたお母さんの心情は計り知れない。

もちろん「そこまでしなくても子は育つ」という考え方もあるし、
今ではそこまで管理することのほうが過保護と見られる風潮でもある。
でも、中国のその頃は日本も昭和。カミナリ親父もいればいじわるばあさんも
いて、「カツオーッ!!」とつっかけで追い回すサザエさんの姿もあった
わけで、今よりも他者へかける愛情と世話の焼き方が違うんだろうと思う。

そして、娘であるヤンさんからはこうかえってきたそうな。
「自分が道を間違えず、立派に成人できたのはお母さんの躾があったからこそ
だから、どうか謝らないで欲しい」と。

凄い。厳しさも含めニホンコンがこれをできるかといったら即答できない。
ぶれない立派なお母さんと、その娘のヤンさんを誇りに思うニホンコンでした。

話変わり、ニホンコン母の子育て。
我が母が自分の子育てを振り返って「お姉ちゃんのピアノの稽古の時は
鬼だったといつも自己嫌悪だった」という。

あの〜、大変申し訳ありませんが、妹である私のピアノの稽古でも
十分鬼だったことを忘れてはいませんか?

そして、非常〜に申し訳ありませんが、ニホンコン、その鬼の特訓を
受けたにもかかわらず、これっぽっちも芽がでませんでした。(笑/笑うなって?)


d0104254_14193096.jpg



1月28日 日本/香港


追記:昨日7年ぶり?くらいに偶然な再会があり。
弱腰の男性陣をしかりとばし、ちゃっちゃと仕事をこなすその再会の主は
毎年職人技のような手作り年賀状を届けてくれ、(12年に一度個展が開けるワヨ)
お酒もめっぽう強く。「大胆と緻密」を持ち合わせる、とても魅力的な女性。
いやー、よかった!いつの日か乾杯しましょうぞ!
[PR]
by nihongkong | 2011-01-28 16:17 | 中華世界 | Trackback | Comments(0)


【初日の出×お年玉=友人の母】

d0104254_1291611.jpg



(またもやトイカメラ写真、本文と関係なくて失礼)


ニーハオ、ニホンコンです。
まだまだ写真問題は解決できておらず。
(というか、早くも面倒になってきており、後回し状態)

そうそう、お正月といって毎年思い出すエピソードがひとつ。
お正月といえば「初日の出」「お年玉」と連想するのだが、
この2つのいずれが出て来ても思い出すのは「友人のお母さん」。

そして、思い出しては毎回ほろっとするのです。

話せば長くなりますが、もう、それはそれはヒドい話から始まって。
ヒドイ話といいたいのは友人のほうなのだけど。

もう10年以上も前の年の瀬。
「初日の出なんていっちゃう?」と友人と盛り上がりそのまま約束。
元旦の朝4時に車でニホンコンの実家に迎えにきてもらい、
そのまま初日の出を見ようという素敵なプランを立てた。

立てた・・ものの。
初日の出なんて見たこともなければ、朝4時になんて起きたことも
無いニホンコン。不安ながらもコウゴウしい朝日を拝めることを
楽しみにしていたのだが。

よく眠って起きた元旦は、気持ちのよい日本晴れ。
「いやー正月から気持ちよく目覚めたゼ!・・・っておてんと様が何故いる!
いいい今何時だ?!」

8時。
ただの朝、だった。

いやいや〜、初日の出逃しちゃったよ。
・・じゃなくて。私大変なミスを犯してないかい?
(このとき、寝ぼけ眼から正気になっていく「サーッ」っという
寒い空気を感じたのを、今でもまだ覚えている)

おいおい、ともだちだよトモダチ!
朝4時に車で迎えに来ていたはずだよね?(って外を見る、居ない)
ってことは「朝4時に到着できるように3時台に自宅を出て我が家に
到着、出てこないニホンコンをどれだけ待ったか不明だけど、諦めて
自宅に戻った」んだよね、多分?ソレ、ヒドクナイ?ワタシ?

もう、慌てること、慌てること。
現在なら携帯も普及しており、こんな間抜けな話はないのだけど、
当時ニホンコンは携帯を持っておらず。

いやこれ絶交されるって!とばかりに即電話。
「今から行きますから!」ともう顔見て謝って精一杯の誠意を示す
つもりで、隣市の彼女の自宅まで向かう。

友人は優雅に家族とテレビを見ていて、私が半泣き
状態で詫びるのを、「あはは〜寝てると思ったんだよ」と、
軽く笑い飛ばしてくれる懐の深さを見せてくれた。

また、彼女の実家は年始の挨拶でたくさんの人が出入りするお宅で、
朝から来客用のおせちやらご馳走が用意されていた。そして
ニホンコンも詫びに来た「来客」として、ひとしきり詫びた後、
山のようなおせちと、お母さんの手作りのごちそうをむしゃむしゃ頬張り、
こたつでテレビを見ながら愉快に過ごす。

おいおい、何しに来たんだ私。
しかも手ぶらで平謝りしてるし。(若いってほんと無礼)

そして帰り際。
お母さんが「これ、ひとつっきりだけど」
といってハタチも十分に過ぎた社会人のニホンコンにお年玉をくれたのだ。

いやいやいや、もうそんな年じゃないですし!とお断りしたものの、
「いいじゃん、面白いから貰っていきなよ」と、また軽く笑い飛ばす友人。

結局その年の元旦は、初日の出をすっぽかして謝りに行った筈が、
飲み食いしてお年玉を貰って帰宅するというおかしな展開で終了した。

こんなおマヌケな顛末なのに「ほろっとくる」。
それは、やさしかった彼女のお母さんが数年後、天国へ旅立ち、
もうお年玉を貰うことなどない年齢になったニホンコンにとって、
あのときの「ひとつっきりだけど」が「最後に貰ったお年玉」となったから。

友人は去年男児を出産し、最初のお年玉をあげようと包んでいたとき、
このエピソードがまた浮かび。写真のように脳裏に焼き付いて
いる各シーンを思い出しては、笑ったりほろっとなったりした。

いつの日か、社会人になって貰う年齢をとうに過ぎている彼女の息子に、
「ひとつっきりだけど」といって小さなお年玉袋を渡すのが、
このエピソードの続編になるだろうなーと、ひそかに思っている。

そして、初日の出は、あの日見逃したっきり、まだ一度も見ていません。


d0104254_126223.jpg



(我が子ではなく、2年前に生まれた姉の子。うちの2女と少し似ている)

1月18日 日本/香港
[PR]
by nihongkong | 2011-01-19 02:13 | 我が身の徒然 | Trackback | Comments(0)


【7年ぶりの花嫁〜パソコン買い替えました】

d0104254_14225648.jpg



ニーハオ、ニホンコンです。
およそ7年ぶり?にパソコンを新調しました。
7年前のパソコンというのは、靴の時代に藁で編んだ草履で走っている
ようなもので、もう「裸足よかマシ」「無いよかマシ」レベルの
インターネット環境。

いや、使えるからいいやと放っておいたのですが、そうこうしている間に
見れるテレビが見れなくなる年に突入。先日我が家の家電の中では十二分に
稼働していたテレビを買い替えたのに勢いづいたか、「家電の化石たちよ、
さらば」とばかりに新調を決意。

普通男性があれこれこだわって比較検討する家電やパソコン
関連も、我が家ではすべてニホンコン任せ。アルジに選ばせると
「色がきれいなので」とか「見た目が」などと女の子みたいな基準で
選ぶので困る。とかいってニホンコンも「やっぱマックに限るな」
と、結局デザインに走るところで目くそ鼻くその戦いなのだが。

そんな目くそなのか鼻くそなのかがあれこれ比較検討しているうちに
そもそも興味のある分野でもないので決意も風に飛ばされん勢い。
もう最後は「せーの!」と目の前のものをつかむような気分で選ぶ。どうせ
目をつぶって選んだところで、現行のものより遥かによいのは間違いない
ワケで。(というのが、ホント家電初心者に毛も生えない輩の言い訳です)

いやー、新しく迎えた嫁さん(MacBook)は仕事が早すぎてたまげます。
そして明るく、まばゆいばかりの画面。快適&驚愕。

と、こんなパソコン新調で盛り上がっておりますが、快適といえば、
データ移行に伴い、数日間パソコン無しの生活。不便かと思いきや、
何かから解放された気がして晴れやかでした。

夜が長いこと、長いこと。久々に本何冊も読んでしまいました。

最先端の技術の恩恵にあずかるのも快適。
それが全く無いという生活も、また快適。

どこまで便利を楽しんで、不便ゆえの快楽と自由を獲得するか。
今年は何かにつけてこんなことを考えていくような気がします。

と、快適がっていたら、まだ現行のモロモロとの接続がうまくゆかず、
写真が全く無い状態。昔撮ったオモチャカメラの数枚だけがありました。

話したかった年末恒例餅つき大会の写真がない今日は、
こんな生存確認つれづれで失礼します。


d0104254_14253951.jpg



(懐かしい、2年ほど前の夏。質感は30年くらい前っぽいのがトイカメラ)


追記:そういえば先日、テレビの小ささを自慢していたら、「俺んち
A4サイズ(11インチ?)」という友人がおり、完敗。
22インチでもよかったぜ、と思っていたニホンコンはまだまだです。
[PR]
by nihongkong | 2011-01-15 15:02 | 我が身の徒然 | Trackback | Comments(0)


【新年好】

d0104254_1444115.jpg



(暮れなずむ富士山はサイコウに美しく)

新年好!(シンニェンハオ)
ニホンコンです。

ニッポンのお正月が明けました。
「紅白〜ゆく年くる年〜年越し蕎麦」が最も心地よい
過ごし方だというのを、年々噛み締めように感じております。
(海の向こうでは街中でカウントダウンで大騒ぎ、なんつーのが
ありますが、ニューイヤーにはしゃぐ、というのがしっくり来ない)

【今年の目標】

毎年新年の目標を周囲に聞いて回っては鬱陶しがられていた
ニホンコンで、「目標がナイ」という人には「なんだとー!何でも
いいから言って!」と詰め寄る側だったニホンコン。

ハイ、ニホンコンも今年初めて、新年に掲げる目標が「ナイ」のです。
無いのではなく、別にわざわざ宣言するようなものでもなく、
新年のずっと前から自分の中でそのように行動しているので、
正月だからといって大々的に発表するようなものではありません。

ニホンコンと我が家にとって「必要なものだけの生活」を
2011年も継続していければと思います。

そう言っている間にも世の中は進化しており、テレビは大型傾向に
あり、携帯は日進月歩の変化の途中にあり、人との関わり方も
複雑化しております。

テレビは26型という時代遅れな大きさのものに買い換え、
アイフォンも一瞬揺らいだものの、「持たない」ことにし、
ツイッターやフェイスブックは始める予定がありません。

お正月の静かな空気の中、「沢山の情報に惑わされることなく
心穏やかに暮らせますように」と願うばかりのニホンコン。

1月5日 日本/香港

追記:予想はしてましたが年賀状のアルジが真っ黒だったという指摘が。
浅黒&黒い上着&プリンターの劣化というトリプルパンチによるもので次回は
変化を加える予定。それでも変わらなければ不可抗力てことでごめんあそばせ。
[PR]
by nihongkong | 2011-01-05 15:45 | 我が身の徒然 | Trackback | Comments(0)

    

香港在住時代の近況報告新聞「坂下香港」の日本版。03年から週1で綴ってもうすぐ10年。中華&子育て近況報告です。mail:kaorischina@gmail.com
by nihongkong
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
記事ランキング
画像一覧
以前の記事
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月