-nihongkong-


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【香港のお手伝いさん文化】

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(香港人のこども)

ニーハオ、ニホンコンです。
何もしてないのに1週間が早い、早い。

先日香港人の友人から来たメールで「産後はメイドさんを雇わないのか?」と
いう問いがありましたので、そんな話を。

メイドさん?大富豪でもあるまいし、おとぎ話でもあるまいし、ましてや
家政婦は見た、じゃあるまいし、そんな単語、ニホンコンの辞書には
片隅にもないっての。

香港では大富豪に限らず、おとぎ話に限らず、かなり一般的な文化。

香港では、「阿媽(アマ)さん」と呼ばれるお手伝いさん文化が一般化しており、
アマさんの多くはフィリピンを始めとする東南アジア系労働者。

聞いた話だと住み込みで最低月3500香港ドル(約5万円)くらいで雇え、
共働き夫婦は若くてもアマさんを雇って暮らしているとか。

友人からのメールでは「日本ではお母さんひとりで赤ちゃんをケアする伝統が
あると聞いたけどホント?」と半ば驚いたような質問が続いていたけれど、
驚かれることにこっちが驚くって!

こう言われると、産後1ヶ月くらいは何らかのヘルプはあるにせよ、基本
自分でやるのが普通と思っていた感覚から、急に「もしかして私、
カワイソウな母?」とか思い始めたりしてしまうのが厄介。

アマさんは女性にとってかなり助かる文化ではあるけれど、ここは
「よその国のおとぎ話」程度に羨ましく思っておくことに。

(と同時に、妙に気ィ使いの自分は雇い主とはいえ家事を「やって頂く」
方にあれせい、これせい、などと指図できるのか?とも思う)

ちなみにアマさんは香港人ではないので、のコミニュケーション言語は
必然的に「英語」。ゆえに香港人の子供たちも小さな頃から母国語である
広東語と同じスピードでアマさんとの会話で英語を覚えていくのが流石
なのだけど、子供の英語をよーく聞いていると、「公衆電話」の
「Telephone(テレフォン)」の発音がフィリピン訛りの「テレポン!」に
なっていたりするのが可愛い。

香港はアジアの中でも群を抜いて「男女平等社会」、いや、それ以上に英国の
女王文化からか「女性優勢」な世の中。だからこそ女性もバリバリ働くのが
当然だし、出産なんてのもよそ様の話みたいにギリギリまで働く人も多いそう。

知り合い聞いた話だが、香港との取引で、担当者から「陣痛が来たので
帰ります」というメールを貰って驚いたことがあるとか。産後も日本の
産休育休からは考えられないくらい、ちょっとしたバケーション程度の
休暇で復帰する人も多いとかでこれまたビックリ。

そんな女性と社会を支えるのは、ところ変われば、やっぱり阿媽さんの存在
かも。

友人からは「香港は女性が働く点では日本より先進国だからあなたの娘には
香港で働くことをオススメするわ〜」との追記があったが、早々と仕事を
お休みし、日々ゴロゴロしまくりのニホンコン。そこから生まれた娘が、
生き馬の目を射抜くような香港社会で勝ち残っていくガッツがどの程度
あるのかは、本人のみぞ知るところである。


7月31日 日本/香港
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by nihongkong | 2010-07-31 00:00 | 中華世界 | Trackback | Comments(0)


【医食同源&中華なお薬】


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ニーハオ、ニホンコンです。
暑い、暑い。

定期的に通っている温灸にて、いつもするように施術前にベロを見せたところ、
「胃に熱がこもってますね」と言われ。

おお!これが香港でよく言われる「熱気」と書いて「イッヘイ」かあ!
と、妙に感心してしまったニホンコン。

気温や湿度が高くて体内にこもる熱のことも指すようだけど、
「胃」と言われるとイッヘイな食べ物を取り込みすぎということになる。
とりあえずその日の施術では胃の熱を取ってもらい、あとは食生活、
生活習慣に気をつけるといったところであるが、中華の食文化を
改めて思い起こしてみるキッカケとなった。

中華圏の人たちは本当に食に対して貪欲である一方、医食同源の
考え方が小さい頃から根付いている。私の友人に限った話であるが
日本人と違う食文化はちょこまかある。

●ビールは勿論常温(覚悟を決めて飲めばそこそこ美味しく飲める)
●家ではお白湯かお茶、牛乳も冷たいまま飲まず、絶対あっためる。
●お茶は持ち歩く
(昔はマイボトル代わりにネスカフェのビンにマイお茶を入れていた)
●コーヒーは割と敬遠気味
●生野菜は食べない(水事情もあるのでしょうが)
●香港では夜必ず「(薬膳の)スープを飲む」それがオカンの味だとか。

中国人の友人は、日本に来て、「冬でもレストランで氷水が出る!」と
たいそう驚かれたことに驚いたけれど、このような中国の食習慣を思うと
当然っちゃ当然かもしれない。


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ま、言うなれば「中国の人は中華を食べ、中華の飲みものを飲む」
という、しごく単純な話なのかもしれない。ケーキやアイスなどは
勿論お店もあるし、食べないこともないけれど、多分昔の日本同様、
「特別な時」程度に口にするんだろうと思う。

実際中国人のお宅でケーキだのアイスだのが出た覚えはないし、
甘いものといえば、ドライフルーツとか、季節の果物てのが一般的な
「お茶受け」みたいな感じだったような。

そういえば、以前台湾人の同僚に「イッヘイに効く薬」を貰ったことを
思い出して家でゴソゴソしてみると出て来る出て来る、中華薬。


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上から「ビタミンC」、真ん中がノドイタ用の「スイカのトローチ」、一番下が
その「イッヘイに効く薬」だとか。

ビタミンCは薬局で「そのまま舌の上で溶かせ」みたいなことを聞いた筈なのだが、
もうバリウム飲む前の炭酸トローチみたいなバブルバブルで口の中で
1分と持たない。よくよく説明書きを読むと「水かお白湯に溶かして・・」って、
おい!!

そこで水に溶かして飲んでみたものの、まずいファンタというか、
子供のカゼ薬以下のオレンジ水でした。トホホ。

「スイカトローチ」はニホンコンが北京在住中にノドが痛くなると気に入って
舐めていたトローチ。昨年の北京旅で再会し、感動して買ったものの、
美味しいのど飴が沢山ある日本で、封を開ける気になれないのが残念。

最後の「イッヘイを取り除く薬」はなんだか胃腸薬みたいな粉状の薬で、
台湾人の同僚からは「高いんだからね!大事に飲んでね!」と仰々しく渡され、
本人も1日1包、必ず飲むと目の前で飲んでいたが、イッヘイの概念すら
おぼろげなニホンコンに、現実的に「胃の熱が」と言われていようとも
これを飲む勇気は持ち合わせていない。

ま、薬を飲む以前に、体調管理、体の声を聞こうと努めている現在。
特に通っている助産院では食、生活習慣含め、このテの思想に
接触する機会が多く、改めて己の体を見つめ直すよい時間。

「東洋医学・医食同源」のキーワードは非常に興味深く、産後にでも
中国語と併せて少し勉強してみようかなとも思っているところです。

7月23日 日本/香港


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(北京の薬局にて。症状を伝えると薬を選んでくれるのだが、必ず
「中華?西洋?」と東洋医学、つまり漢方か西洋医学のものか尋ねられる)
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by nihongkong | 2010-07-23 23:24 | 中華世界 | Trackback | Comments(0)


【のんびりするとは?】

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(保育園から頂いて来たミントの葉。あまりにも生命力が強く、
週末不在にしたら水がなくなって枯れてしまいました。合掌)

ニーハオ、ニホンコンです。
なまじ動ける体ゆえ、のんびりできずに過ごす毎日。

体をいたわるべく訪れる産院、鍼、灸、エステでは
「疲れてますねー」と挨拶のように言われ、「ダラダラしてて
いいんですよ〜」と口を揃えて言われる。

が、お抱えのバアヤがいるワケでもなければ、寝てる間に
せっせと作業してくれる小人さんがいるワケでもない我が家では、
誰がこのトッ散らかった家を片付ければいいかは明確であって。

いっそのことリュックひとつで東南アジアの島にでもいったほうが
よっぽどのんびりできるのではないかと、かなり本気で思ったりもする。
ハワイでもなく欧州でもなく「東南アジア」と限定したのはかつての
のんびり旅を容易に記憶の引き出しから出せるのと、物価&旅費を
加味した上で現実的な妄想になるため。

以前おひとり様で訪れたタイは「ピピ島」。
船を乗り間違えたか、島の裏側に連れて行かれ、観光客も殆ど居ない
場所に軽い軟禁状態になったことがあり。毎朝起きては近所の1件しかない
海辺の食堂でご飯を食べ、青い空、白い砂浜、ブルーの海でちょこっと泳いで
みるものの、ひとりでは面白い筈もなく。

早々にあがり食堂で早めのご飯、昼寝と散歩で夕暮れ時にはまたご飯。
夜はおんぼろコテージの外にある電球の下でオスカーワイルドの名作、
「幸せな王子」を読んで寝る。

オオ!これぞ幸せな時間とのんびりなニホンコン!!と理想的なリラックス方法
にひとり悦にはいるが、日々せり出して来ているお腹のニホンコンに、誰が
「行っといで」と言うんだろうかという点だけがひっかかってやまない。

仕事から離れた今は、気が抜けたのか日々眠く、泥のように眠る日々が
続いておりました。今は軽くひるね程度ですが、近所の小学校から
聞こえる5限目のチャイムに「おおー、小学生!引き続き頑張れよ〜」と
うたたねしながらエールを送る毎日。

結構のんびりしてるのか?ワタシ。


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(実家の魚「コッピー」。赤い餌は数日に一度でいいらしいが、ひとたび
あげると小魚とは思えないほどガッツく。ほんとか?!)


7月14日 日本/香港

追記:「妊婦さんはアタリが強い」と言われるだけあって、最近韓国料理屋で
書いたアンケートハガキが珍しく当選。1等の「韓国の旅でエステ三昧」を期待
して封をあけたら、2等の「(オプションだらけの)国内日帰りバスツアー」
だった。

ちなみに当選した本人しか行けないとのことで、知らない人と変な
オルゴール館やら宝石店なぞ周るほうが疲れるだろうとしれっと辞退。
3等の食事券のほうがよっぽど良かった、ような。
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by nihongkong | 2010-07-14 15:58 | Trackback | Comments(0)


【仕事納めとエノスイと】

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ニーハオ、ニホンコンです。
先週金曜に仕事納めをしてきました。
最後1週間はご馳走され、プレゼントを貰い、一応惜しまれたり。
「おおー、仕事場を離れるって楽しいな」とか不謹慎なことを思っておりました。

香港な仕事場では、今年に入り結婚、妊娠、出産の猛ラッシュ。
専ら「今年の風水はヨイ」と評判で、何かにつけて風水にこじつける香港人の
気質がこんなところに見えたりも。

「産休」といえばそれっぽいのですが、要はサンデー毎日。暇な人です。


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そして長年行きたかった江ノ島水族館こと「えのすい」へ。
ここは首都圏の水族館うち、一番素敵なのではと思われるほど、楽しく且つ
フォトジェニックなところでした。イルカに癒され、刺されたら最後、死ぬ程
膨れ上がるという猛毒を持つクラゲも、暗がりの中、水槽を隔てて見れば
「幻想的〜」と軽卒なコメントすら出て来る。

子育てをしながら3年間、何とかこうとか社会生活を送ってきた仕事ライフ。
ヘロヘロになった時期もありましたし、ヘトヘトに疲れるときも多かったのですが、
本当に多くを学び、それでもって楽しく働くことができました。


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長年の緊張の糸がぷっつり切れ、どっと疲れが押し寄せながらも、優雅に泳ぐ
魚たち、自由に浮遊するクラゲたちを見ながら、「あー、私も自由なんですが」
と我が身を水槽の向こう側に投影してみたり。

これからは少しの間、子供と向き合い、そして9月に産まれるであろうもうひとりの
ジュニアを楽しみにしながら、しばしのんびりとした生活、いえ「のんびりって
どうすればいいワケ?!」などと多少慌てふためいたりしながら、出産までの残りの
日々を過ごしたいと思っております。


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(第一子は今月末で4歳。大きくなりました)


7月5日 日本/香港
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by nihongkong | 2010-07-05 22:58 | 我が身の徒然 | Trackback | Comments(0)


【仕事納めとえのすいと

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ニーハオ、ニホンコンです。
先週金曜に仕事納めをしてきました。
最後1週間はご馳走され、プレゼントを貰い、一応惜しまれたり。
「おおー、仕事場を離れるって楽しいな」とか不謹慎なことを思っておりました。

香港な仕事場では、今年に入り結婚、妊娠、出産の猛ラッシュ。
専ら「今年の風水はヨイ」と評判で、何かにつけて風水にこじつける香港人の
気質がこんなところに見えたりも。

「産休」といえばそれっぽいのですが、要はサンデー毎日。暇な人です。


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そして長年行きたかった江ノ島水族館こと「えのすい」へ。
ここは首都圏の水族館うち、一番素敵なのではと思われるほど、楽しく且つ
フォトジェニックなところでした。イルカに癒され、刺されたら最後、死ぬ程
膨れ上がるという猛毒を持つクラゲも、暗がりの中、水槽を隔てて見れば
「幻想的〜」と軽卒なコメントすら出て来る。

子育てをしながら3年間、何とかこうとか社会生活を送ってきた仕事ライフ。
ヘロヘロになった時期もありましたし、ヘトヘトに疲れるときも多かったのですが、
本当に多くを学び、それでもって楽しく働くことができました。


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長年の緊張の糸がぷっつり切れ、どっと疲れが押し寄せながらも、優雅に泳ぐ
魚たち、自由に浮遊するクラゲたちを見ながら、「あー、私も自由なんですが」
と我が身を水槽の向こう側に投影してみたり。

これからは少しの間、子供と向き合い、そして9月に産まれるであろうもうひとりの
ジュニアを楽しみにしながら、しばしのんびりとした生活、いえ「のんびりって
どうすればいいワケ?!」などと多少慌てふためいたりしながら、出産までの残りの
日々を過ごしたいと思っております。


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(第一子は今月末で4歳。大きくなりました)


7月5日 日本/香港
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by nihongkong | 2010-07-05 22:58 | 我が身の徒然 | Trackback | Comments(0)

    

香港在住時代の近況報告新聞「坂下香港」の日本版。03年から週1で綴ってもうすぐ10年。中華&子育て近況報告です。mail:kaorischina@gmail.com
by nihongkong
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