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「おかあさんががんになっちゃった」

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ニーハオ、ニホンコンです。
先週の金曜日、こんな本(まんが)が発売されました。
ニホンコンが本紹介なぞ、珍しいのですが、紹介せずにはいられず。

この本の著者と編集者はニホンコンの友人。
ニホンコンを通じて知り合った2人ゆえ、出来上がり見本を
頂いた時の驚き(全く知らず、白昼の和食屋で雄叫ぶ)といったらない。

以下、友人が書いた&編集したという「ともだち贔屓」をできるだけさっぴいて
素直に感想を。

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この本は、タイトルがショッキングなため、ページをめくる心の準備が必要かと
思っていましたが、その第一印象とはうらはらに、内容は非常に心温まる、
ハートウォーミングな世界でした。

もちろん、これはおかあさんのガンという病気に直面する著者藤原さんと
その家族の日々の生活そのものなのですが、おかあさんに対する
彼女と、そして家族の溢れんばかりの愛情が素直に描かれ、
非常に濃くて、温かい時間のお話でした。

帯ウラに書かれている「がんだからできたことや、心がふるえるほど
喜んだことがありました」というメッセージが、お話のそこらかしこに
ちりばめられており、しんみりするより先に「なんていい時間を
過ごしたんだろう!」と、変な話だけどちょっと羨ましかったりもする。

おかあさんが前向きに病気と向き合っている、しっかりとした姿勢が
印象的で、それを支える彼女をはじめとする家族が回りを囲む体勢。

「家族が病気」なんてこれまで考えたことがなかったけれど、
もし自分が同じような状況におかれることになった時には、彼女が経験した
ような時間を自分も過ごしたい、と「追いかけたい背中」ができたようでした。

ニホンコンが薦めるのであれば「母を持つ全ての娘・息子に読んで欲しい」と。

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おかあさんはニホンコンも会ったことがあり、いつかのお正月にハタチを
越えようとしているニホンコンにお年玉をくれたり、手作りのお惣菜を
宅急便で送ってもらったりなど、ヨソん家の子なのに可愛がってくれる
お茶目で可愛い方。そんなことを考えながら読んでみましたが、
もうのっけから涙涙。

読み始めて10ページくらいで「ヤバイ、涙出て来た!」とその早さにびっくりし。

読み始めて20ページくらいで「ヤバイ、涙で買ったばっかのお洋服が濡れる!」
と思い、ソデで涙と鼻水がふけるよう、トレーナーに着替え。

読み始めて30ページくらいで「ヤバイ、涙で化粧がおちてマスカラぐちゃぐちゃ
になる!」と化粧を落としに行き。

万全の号泣体勢を整えて(?)読み進めること涙涙。

結局最後はオイオイ泣きながら読んでいましたが、読み終わった後、
悲しいという気持ちだけでなく、家族全員のおかあさんを思う気持ちも
一緒に伝わって来たようで、「悲しいことばかりでなく、素敵な時間だったな」と
裏オビの一言がしっくりくる終わり方でした。

そして著者独特のユーモアもまぶされており、泣きながらもクスっと笑ってしまう、
笑っては泣く、のなんだかゆかいな展開。

ニホンコンが推薦の帯を書かせてもらえるのであれば、きっとこう書くだろうな。

「東京タワーよりいい!/坂下ニホンコン」

でもこれだと売れなさそうなので「坂下ニホンコンよりいい!/リリーフランキー」
のほうがいいのかな?でも東京タワーと坂下ニホンコンは2択にしてはマンモスと
アリすぎだなあ、とひとり帯の文言ばかり考えている。

ご興味のある方、書店、もしくはアマゾンでお求めください。

「おかあさんががんになっちゃった/藤原すず」
メディアファクトリー 定価950円

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6月27日 坂下日本/香港


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追記:藤原嬢が作ってくれたジュニアの
ハンコ。勿体ないけど使ってみました。
同じ「面倒くさがり星人」かと思いきや、
割とマメに手先を動かす人です。
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by nihongkong | 2008-06-27 16:34 | Trackback | Comments(0)


茅ヶ崎に嫁ぎました

ニーハオ、ニホンコンです。

何を持って今ごろ嫁いだ話をするのかと思うかもしれませんが、
月に何度か週末をこちらで過ごす、週末二重ライフを送っている現在、
茅ヶ崎は第二?第三?、故郷が色々ありすぎるので順位づけし難いですが、
とにかく、気に入って過ごしている場所のひとつです。

「茅ヶ崎」と言うと多くの人が「サザン」「海」などのイメージから
とかくハワイかアメリカ西海岸のような印象を受けるそうな。事実、
ニホンコンの生家でも、アルジを紹介した際「茅ヶ崎!湘南ナンバー!」
と大盛り上がり。父なぞは「オトーサンも湘南ナンバーにしてもらおうかな」
と言い出す始末。(無理なんじゃないかな・・)

とはいうものの、海岸線やサーフィンなどの常夏な場所は、海沿いの
ほんの一部分。もちろんその周辺には日本らしからぬ住居が並び、
毎日バーベキューができそうな大きなテラスがあり、大型犬を連れた
マイク真木風の、これまた日本人離れしたオッサン、いやお父さん、いや、
茅ヶ崎版ナイスミドルといえばいいのか、そんな人たちがゆっくり歩いている。

ただ、「日本列島:沖縄」と同じくらいの比率で、茅ヶ崎における
ビーチ文化は、おそらく海から数えて何本か中に入る交差点まで。
そこから先は普通の住宅街や田園風景が広がるのです。

ニホンコンの嫁ぎ先は、そこから更に何十本もの交差点を先に行くので、
本当にのどかな住宅街。ボウズの中学生がジャージで自転車をこいでいる
非常にノンビリしたところです。ニホンコンとしても、自分の田舎風景に
近いこちらのほうが、マイク真木よりほっとするため、こっち側でよかったとも
思っている。

足繁く茅ヶ崎に通う理由に、サーフィンライフ(正しくはサーフィンが上手に
なりたい練習ライフ)はもちろんのこと、ジュニアとニホンコンたちと、
茅ヶ崎の両親の3世代で過ごす時間が楽しいというのが挙げられる。

両親(つまりジイジ、バアバ)は孫が来るのを楽しみにしてくれており、
ジュニアはニホンコンにああだこうだ言われることもなく、甘えるだけ
甘えてご機嫌。そんな姿を横目に部屋でゴロゴロするニホンコン。
ヨメらしく振る舞うというよりか「この家の子になった」気マンマンで、
冷蔵庫を開けてみたり、そこらへんのものをムシャムシャ食べていたりする。

悲しいのは、嫁入り当初からかなり可愛がられていると自負している
ニホンコンであったが、ジュニア誕生後、一瞬にしてプリンセスの座を
奪われ、「短い天下だった」を自覚することだ。

先日は庭になっているビワをみんなでもいで食べる。すっぱさが
心地よく体にしみ、スーパーで買うものよりも何倍も美味しく感じたり。

これから夏本番。
練習ライフにも力が入りそうで、沢山お世話になりそうです。

6月18日 坂下日本/香港

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「帰り際はいつもこんな感じです」
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by nihongkong | 2008-06-18 10:23 | Trackback | Comments(0)


保育園な日々

ニーハオ、ニホンコンです。

葉山でうっとりしていた日々が、もう遥か彼方 竜宮城にでも行ったような
気持ちになっております。勿論こちら帰って来てからはいつもの毎日。

ジュニアの保育園ライフも3ヶ月目になり、日々成長のスピードが加速
していたりするのに、ただただ驚くばかり。

しかしまあ、この保育園。入園前にニホンコンが惚れに惚れ込んでいた
印象以上に素敵なところ。

何をもって素敵と思うかは人それぞれなので一概には言えません。
実際、ニホンコンの姉なぞは「出たよ、助産院につぐ宗教第2弾が」
と鼻で笑う始末。母なぞは、お稽古ごとを一生懸命させてもたいして
実らないことを身を以て知っているゆえ、力の入った保育園選びなぞには
はなから興味もないようだ。

なのでここはニホンコンの主観で。

その園とやらは、「お家」っぽい雰囲気漂う、これぞ「アットホーム」と言える
居心地のよいところ。

朝も夕方も色んな先生、お母さんお父さんたちが挨拶しあうのが日常で、
新参者でソロリソロリと始まった園ライフも、すっかり自分からズンズン
挨拶しにいく、「ずっと前からいるオカアサン」みたいになってしまった。

遠足はじめ保護者会やイベントが多く、働くお母さんの預ける場所としては、
いささか忙しすぎるほど。ただこれは、「地域に根ざす」という園の理念方針で、
園長先生はじめ全員の先生が本当に一生懸命。そうなると父兄である我々は
「そんならお手伝いしましょか」になる、という図式が自然に出来上がっている。

ニホンコンは特に園長先生が大好き。保護者会の席に一緒に参加しては、
どこぞに載っていたポエムを読んで父兄をじーんとさせるなど、ロマンチック。

先週は保育園ウィークエンド。

土曜午前中は家庭訪問。
小学校時代、たしか1家庭15分だったなと、そのくらいの心づもりでいたら
なんと1時間も。(全家庭1時間らしい)

午後は園に行って「パンをこねる手伝い」
翌日に行われるイベント最後に、パンを焼いてみんなで食べるという企画があり、
100人以上分ものパン生地をこねる手伝いに出掛ける。こういうときは男手の
ほうが喜ばれるのか、アルジ、周りのお母さんに「色くろいですねー」やら
「腕時計にパン生地がついちゃいましたね〜」やら声掛けられながら任務終了。

日曜は「親子遊びイベント」
やれリズムパーカッションやら体操やら、その道の専門家のセンセイと
一緒に歌ったり踊ったりしてきました。最後に前日こねたパンをやいて頂き、
大満足で帰宅。

がっぷり保育園とすごした2日間でした。それにしてもよく遊んだ。

この4月からの保育園ライフを振り返り、ニホンコンにとって保育園とは、
「我が子を預ける」、というものだけではなく、「地域コミュニティー」という
非常に大きなものを得た気がします。

あまり他人に干渉せず、ご近所付き合いが殆どない東京生活で、
地域に仲間が増え、道で声を掛け合う知り合いが増えました。
小さい頃近所に知ってる顔がたくさん居た あの頃のよい部分が、
またやって来たような気がします。

それにしても、遠足では沢山みられたお父さんの姿がこの2日間では
あまり見られず。勿論土日も世の中は動いているので忙しいお父さんも
多いとは思いますが、日本の男性の子育て参加とは・・なぞと考えて
しまいました。

事実、

パンこねで参加したお父さんは父母会(要はPTA)の会長さんとアルジだけ。
イベントに参加したお父さんは父母会の会長さんとアルジだけ。

「・・・・・」

アルジ:「やばいよやばいよー、俺、次期会長にロックオンされ始めてるかもー」

と。

やばいな。「会長の妻」は素敵すぎて重い。

6月10日 坂下日本/香港

「最近両手はおろか、片手も空かず、カメラが持てません。下手にかばんから
取り出しても常にワサワサしているので無くす危険性大。下の写真は
ジュニアがギターにロックオン。かき鳴らして?いました」

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by nihongkong | 2008-06-10 22:55 | Trackback | Comments(0)


葉山でゆっくりしておりましたのオホホ

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「葉山にて。テラス左にはジャグジーがあったけれど雨で入れず」

ニーハオ、ニホンコンです。
病み上がりでウダウダしていたら、毎週かならず書いておりましたニホンコンを
1週すっとばしてしまいました。以前のSAKRA.JPから計算すると5年くらい
続けていた日課(というか週課?)だっただけに、ニホンコン自身「ヤバイヤバイ!
週が終わるよ!」と思っていたけど、ここは1週お休みすることに。失礼しました。

と、ヤバイヤバイな週末には、ヤバすぎるくらい素敵なところに行っておりました。
ええ、この5年間の坂下日本/香港生活で「少しばかり自慢したいがために
アップする」というのはおそらく初めてかと思われます。

向かった先は、葉山。そう、葉山ご用邸の葉山です(そのくらいしか知らない)。
生憎の雨&6月だというのにありえない寒さの中、行ってきました別荘。

別荘といっても、自分のではなく(当たり前)、友人の会社が所有する
保養所、というのが正しいか。しかも友人家族が行こうとしていたところに、
欠員が出たため、ニホンコン一家が呼ばれたワケだ。

要は「よそ様のおくさまの会社の施設に、代打で出掛ける」という、
相当遠い存在の話がコロリとやってきたのです。

それがこの宿。
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宿、というか日本かここは?状態。以前お話したアメリカドラマ、「The OC」
に出て来るハウス(何故英語)みたいです。

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入り口ドアもなんじゃこりゃ。というほど大きく。ちなみに写真のサーフボードは
3メートル近くありますが、ここではスケボーかと思われるくらい、小さく見えます。

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部屋の中を探検探検。1Fはテラコッタ(素焼き)の床で大きなワンフロア。
キッチンリビングダイニングが全て入ってまだ走り回れるスペースが。
ちなみに2Fは大きなベッドルームが2つに和室が1つ(結局ここで全員布団を
敷いて寝た。庶民)、3Fは屋上になっていてデッキチェアで相模海が一望できる。

テレビで以前よく見ていた「世界バリバリバリュー」がそのまま出て来たみたいで
毎回「1度でいいからこういう生活してみたいのね」が実現。浮かれることしばし。
天井に埋め込まれているスピーカーやら、キッチンのちょっとしたところなど、
気にならない部分にも「お金かかってまっせ」感あふれ、ため息をつきながら
チェックする。

ただ、いろんなものが大きすぎて、どうしていいのか分からず。ソファーで
肩を寄せあって座るのが一番落ち着いたりする平民さに泣けてきます。

ちなみにこの保養所、友人が勤務する会社の社長さんが若かりし時、
アメリカで影響を受けた家の雰囲気に、「いつかこんな家を作りたい」
といって実現したもの。本人は実際忙しくてなかなか足を運べない状況の中、
社員が楽しんで使えればと、ナイスな福利厚生として倍率も高く
利用されているとか。ステキ。

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夜は最寄り駅、逗子の新鮮な魚やさんで調達した魚の数々。サザエなども
蒸し焼きにして食べたりと、いやあご馳走づくしでした。

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「左下がジュニア。ジュニアも小さいですが家もデカいのです」
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朝は外のテラス(といっても多分ニホンコンの家よりデカイ)で朝食。
「いやあー日本じゃないなココは」という眺めの先に富士山が。あ、日本です。
特別なものは何もない食卓なのに、全てが心地よく、気分がいいのは
やはり入れ物(家)の成せる技だとうなずく。

すっかり元気になって返ってきました。
滞在中「いいねーいいねー」と何度口にしたことか。

そして1日たってカボチャの馬車で帰路につきました。家についたらもっと
「狭!」とげんなりするかと思ったら、全てのものが手を伸ばせば取れる
ようなこのこじんまりさに何の違和感も感じない自分がおりました。

いやあ今回こそは「あれは夢だったんだよ」と言われても納得できるくらい
素敵なところでした。いつかまたそんな1夜限りの素敵ライフを過ごして
みたいものです。

6月3日 坂下日本/香港
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by nihongkong | 2008-06-03 12:41 | Trackback | Comments(0)

    

香港在住時代の近況報告新聞「坂下香港」の日本版。03年から週1で綴ってもうすぐ10年。中華&子育て近況報告です。mail:kaorischina@gmail.com
by nihongkong
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