ニーハオ、ニホンコンです。
先日は高円寺の阿波踊りを観に行きました。4年も住んでいて
初めて見るのですが、驚くほど楽しかったデス。
いつも自転車で「邪魔だなあ」と素通りしていたのですが、
メイン通りに腰を下ろして「ヤットサー、ヤットサ!」とかけ声をかけ、
「見る阿呆」になればこの上なく楽しいということが判明。
来年も行くぞ!
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さて、中国語老師(中国語で『センセイ』)は回を追うごとに
複雑化する内容に比例するかのように、準備の時間が増えている日々です。
外国語学習で思うことは、ある程度の知識の詰め込みは必要だけど、
外国語たるもの、それだけではツマラナイ。正解不正解というより、伝わった、
伝わらなかった、が語学学習の醍醐味かと思っている。
そもそも詰め込みが好きな人なんてそうそう居ないので、ここは
楽しんで触れてもらうこと、飽きないで学習を続けてもらうことが肝かと。
事前の準備は毎回必死。何度やっていても毎回違うのが、講師という
仕事の面白さであり、また大変なところだと常々思う。
授業の流れはカリキュラムがあるので、時間配分などを考えながら
構成を組む。ややこしい箇所には「中国語ってムズカシイ!」と
マユをしかめられないように、念入りに考え、ストンと落とせる
オチどころを見つけたい、と思っているのだけど難しい。
ノンストップの授業。休憩が取れない分、こまめに中国ネタの余談を
挟んで気分転換。最近の時事ネタ、ナルホド話、習慣、食べ物話
など様々。
これは長く住んでいた分、言いたいことが沢山あるけれど、本分は
学習することなので控えめに。
同時に、学校のセンセイはこれが毎日なのだから本当に凄いなあと、
今更ながら思う。殆ど居眠りしておりましてスイマセン、と今更ながら
謝りに行きたい気分。
で、当日。
様子を見ながらの展開なので、毎回準備していた流れとは
違う方向からスタートすることが多々。
また、授業展開では、理解に時間がかかる部分も多々あるので、
毎回ライブ状態で構成を変えたり、あれこれ話題を織り交ぜたり、
それでいて疲れていないか様子を見ながら、拒否反応を起こしてや
いないか気にしたり。でも確実に進歩に向けて努力をしたり。
その日はカラカラのノドで帰宅し、満足がいった日は寝付く瞬間まで興奮状態。
そうでない日は「ああ言えばよかった!こう言えばよかった!」と反省、後悔の海に沈む。
でも、教えるということは、自分も良い勉強になるし、本当に楽しい。
中国語を学習することで、語学を含め、中国という大国を理解しようとする、
その姿を全力で応援したい気持ちでイッパイなのである。
また、最近中国ニュースが毎日のように報道され、ニホンコンが1人で
『勝手に友好大使』をつとめていてもキリがないので、1人でも多くの
友好大使が生まれて欲しいと願っております。
明日は中国写真をプリントに出したりと、ここのところ、チャイナ一色。
最近お気に入りの中華料理屋が1件増え、(あしたのジョーの作者、
ちばてつやも行きつけ)これで本場の味が楽しめる中華料理屋さんが
2件になりました。やっと2件。
8月29日 坂下日本/香港
「中国の赤ちゃんは、オムツではなく開脚ズボン(?)を履いている。
最近は衛生問題も考慮しているらしく、紙おむつが普及しつつある。
少し少し残念な気もするけど」