ニーハオ、ニホンコンです。
三姉妹の母です。
(うちのリビング、だったらいいなの嘘です。
ロンハーマンなんていう、オサレなお洋服やさんのキッズコーナー)
いつの間にか、3人娘の母になってはや三年。
先週、最後の誕生日を終え、姉妹全員ひとつ
年を重ねました。
上から10さい、6さい、3さいになりました。
真ん中は、来年小学校です。
いちばん下は、今年七五三です。
嬉しくておめでたい行事が続きます。
私は2人姉妹の妹分として育ったため、この
3人のうち「どのポジションでもない」ため、
どこかにキョーレツに肩入れすることも、
誰かをエコヒイキすることもなく、全員を
じっと遠くから眺める生活をしております。
母と子供チームの橋渡し役、いずれの
気持ちにも寄り添えて、最善の方法を取れる、
責任感の強い長女1号。
お姉ちゃんと妹分、両方を味わえ、
独自の道を貫く、ムードメーカーというと
聞こえはいいけれどすごく声が大きい
次女2号。
母にも甘え、姉2人にも甘え、割といつも
誰かに何かしてもらえるポジションに
立ち続けて今に至る。等分に切った筈の
トウモロコシも、ちゃっかり一番大きめを
譲ってもらえる三女3号。
それぞれが、それぞれのポジションで
いいこともストレスも感じながら育っている、
そんな気がします。
(3人と自転車で江ノ島水族館に。
左2号が書いてるのはスケッチではなく
魚の名前、、)
(ぺんぎん、あざらし、、とかとか)
先ほどどこかに肩入れすることがないと
言いましたが、敢えて言うのであれば、
「3号」。三姉妹の、いちばんした。
私がこれまで育った環境で見たことがない
人種であり、彼女が何を抱えているのかは
不明ゆえ脇に置いとくとして、その得っぷりに、
ちょっと羨ましく思ったりするのである。
性格は生まれ持った先天的なものか、
はてまた環境による後天的なものか。
きっとこれは「両方」なんだと、育てている
身として思います。そして、それぞれの立場
から見える世界は、同じ空間でも、違うんだと
改めて思います。
そして、何よりも羨ましいのは、3人が団子に
なって遊んだり、お風呂に入ったり、じゃれて
いる姿。
不思議なことに、同じ空間で過ごす場合、
旅やルームシェアもそうだけれど、2人よりも
3人のほうがうまくいく気がする。
上手くいえないのだけれど、3人だと、相手の
嫌なところが見えにくいというか、なんとなく
誰かが誰かをフォローしながら前に進んで
いるように思える。
なので、母ニホンコンは、キョーレツに羨ましい
と思う瞬間は、まぎれもなく、この
「さんにんが一緒に遊んでいる姿」
なのである。
ああ、3人生んでよかったと思う瞬間。
時折、夕食後にトランプをするのだけれど、
まだ3号はルールも分からず、母とセットに
されている現在。
もう少し3号が大きくなったら、ドンジャラを
買おう。そして母も入れて4人で遊ぶのだ。
毎晩寝かしつけをしながら9時に寝てしまう日々。
それでも、こうやって子供のことを思うことは、
楽しい時間なのである。
(週末にふとした鼻歌から始まったカラオケ
大会。シャモジ奪い合い。歌ってるのは
吉川晃司)
9月9日 日本/香港
追記:3号っていいなと思ったらふと、
自分の母親が3姉妹(正確にいうと5人兄弟の
うち、真ん中3人が女という)の一番下。
つまり、譲られまくりの3号だったのだ。
なるほどだ!(笑)