(色の配色にやたら細かい、2号。隣やナナメとの配色をやたら気にしてダメ出ししてくる)
ニーハオ、ニホンコンです。
3号不調、2号不調、現在1号も不調で、すなわち全滅です。
このまま冬を越せるとイェイイェイ小躍りしていた母、2月はそんな甘くないんだと実感。
ううむ、パンパンに仕事を詰めていただけに、全滅てのはさすがに頭を抱える。
ただ、そうはいっても仕方がないので自分にこう言い聞かせる。
「ニホンコンよ、これは 『現象』 なのだ、その良し悪しを判断するのは自分のココロなのだ」
と。
つまり、頭を抱えてクヨクヨするのは、この現象に対して「よくない」と思っているから
そう思うワケで。この現象をラッキーと思えたらこの上ない素敵な時間になるなど、
目の前の現実は己のココロの持ち用でいかようにも変えられるということよ。
渡る世間は鬼ばかりだと思ってると、「ピン子」や「えなりくん」、その他見る人すべて
訳あり顔に見え、どいつもこいつも不幸だわな、となる。(見たことないからよく知らんが)
でもこの世は「what a wonderful world」だと思っていれば過ぎ行く人々の表情も
美しく、友には心の底から大好きだよと言えるんだと。そうですよね?ルイさん(友達か!)
なので、あまり感情的にならず、目の前の子供たちを観察しようと。
ということで、一路葉山へ。
いや、話がケッコウ飛んだのだが、厳密には違う。
小児科帰りに後部座席で寝てしまった子供たちを、このまま連れて帰って
ベッドに移動させるんだったら、もう少し車を走らせてこのポカポカ陽気の中で
寝かせておこうと。
行って帰って1時間くらいかかる場所はどこかなーと考えて
「そうだ 葉山 行こう」になったのだ。
目的もなく、かといってどこか腰を下ろしてゆっくりできる状況でもないので
運転しながら「何しに行こうか」考える。
前は運転といったら手に汗握りながらの緊張ドライブ。初心者すぎて鎌倉より向こう
の逗子葉山は道が細すぎ&くねくねすぎて手前で引き返していたのだが、
今ではこうして行こうと思えるだけずいぶんと余裕も出てきた。
向かったのは、かねてから行きたかった「旭屋牛肉店」
ここのコロッケ目当てで車を走らせる。
ここは店内でパンも売っていて、揚げたてのコロッケを挟んで
その場でパクリとできるという素敵な立ち寄りスポット。
知り合いより聞いていたのだけれど、行ってみてびっくり。
店の前には地場野菜が売られているし、店内はパンやら調味料やらなんでもあり、
肉や、というよりも地域の商店みたいなところで、皆にとっての寄合所のような
雰囲気が漂っておりました。
小さい駐車場はここ目当てで来る人でイッパイ。
ニホンコンもいただきました。メンチカツ&はさみパン。
どうせなら外で頂きたかったのだけど、野菜売りのおじさんと話したところ、
トンビが来るから海からやや離れているこの場所にもかなり来るとのことで諦める。
トンビの怖さはヤラレタ者しか分からない。袋から取り出した瞬間に食べものが
なくなる素早さ。もう上から食べ物を出すタイミングを見ているのだ、奴らは。
実際はくちばしとかがモロ当たるから「バチーン!」とした感覚で痛いのだ。
車の中で頂いたこのコロッケはさみパン(といえば良いのか)
愚鈍な舌でリポートすると「衣がさくっ&ほんのり味つきでおいしい」のだ。
住んでいる辻堂とまた違うユルサを持つ葉山に「わざわざ」来て食べるという
贅沢感も相まってよけい美味しく感じる。
葉山から自宅までの道はサイコウ中のサイコウ。
小沢健二の「さよならなんて言えないよ」の一節にある
「左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる」が流れてくるくらいに
そのまんまの絶景が広がる。
続く歌詞「僕は思う この瞬間は続くと いつまでも~」と、車内で絶叫。
もう、写真を撮りたくてたまらないのだけれど、そんなときに限って信号にも捕まらず
スイスイ動く。
一瞬だけ赤信号で撮れた写真。
左に江の島、右に江ノ電、正面に富士山~!の筈がこの白い軽自動車よ!!
どいてー(涙)
(おかっぱ大好き母。今回もザクザクいきました)
そうだそうだ、今回は看病の巻だった。
すっかり葉山ドライブ日記になってしまった。失礼。
いや、冒頭でも述べたのだけれど、すべての現象は捉え方次第なのだ。
キラキラひかる海を見て鼻歌交えられる(いや、絶叫か)看病かあさんでいいじゃないか。
ボサボサだった娘たちの髪の毛をチョキチョキ切り、トランプをやって、
今日までと信じておこもりライフを満喫するとします。
2月6日 日本/香港
追記:それでも休めない仕事に行くニホンコン。快く3人を見守っていてくれた
ジージバーバに感謝することしきり。ありがとうございました。