ニーハオ、ニホンコンです。
人の温情に支えられて暮らしております。
さて、先日面白い届きものがありました。
これは京都に住む友人から。
前日に電話があり「ハンバーグ食べる?」と。
いやいや、そりゃ食べたいさ、ノドから手が出るほど食べたいさ!
と答えたところ、翌日ほんとにピーンポーン。
送られて来たのはハンバーグと青菜とキノコの炊いたん、プレーンオムレツ。
この日の食卓。ご飯写真なんて殆どネタにしたいのだけど、今回は特別。
ニホンコンが作ったのは大根ステーキと里芋のにっころがし。
あとは友人のご飯と、親戚のこれまた料理上手なオジサンが送ってくれた
大根の甘酢漬け(オジサン話はまた機会があったらしますが、大学芋やら
ピザなんかも宅急便で送ってきてくれちゃうくらい、これまた料理上手)
そりゃもう、めちゃくちゃブレるのですが、食べる食べる、肉食な2号。
(いつも彼女から一番遠い場所に肉を置かないと毎回大変なことになる)
いやあもう、そりゃあ美味しかったですよ。
かねてより料理が好きな彼女であったけれど、子供を産んでからというもの、
ぐっと真心がこもったのか、手からダシが出始めたのか、もう皆が
大絶賛するご飯になっている。
ニホンコンの産後は、まだ幼い1歳の息子を連れてオサンドンをしてくれた。
それはそれは、沢山ご飯を作ってくれ、心も体も大満足でした。
そして、今回はこの「お助けご飯便」(と呼ぶ)。
子供と一緒だと、1通の手紙を書くこと、また切手を貼ってそれを投函する
ことだけでも、遠い国にでも行くんじゃないかと思うくらいに大変な
作業になる。
それは億劫になるというよりも、書く、貼る、おぶる、出かける、歩く、
ポストに入れる、という行程の多さはもとより、それに掛ける時間が捻出
できないという、そもそもの問題もある。
彼女は、同じようにまだヨチヨチする息子が居ながら、作って、詰めて、
手紙を書いて、宅急便を出す、という、聞いただけでも気が遠くなる、
シチ面倒くさい一連の作業をこなしてくれたのだ。
そしてその結果、この小さくもずっしり重たい箱が、彼女のおもいと
共に届いた、というワケだ。
同じ子育てをする身として、これはもう脱帽?いや頭があがらない?
いや、「ひれ伏す」んです。その姿に。
これはただの料理上手な人の贈り物と受け取らず、本当にありがたく、
その真心まで一緒に頂き、あたたかい気持ちになりました。
そして、彼女の「大変だろうから」の思いの通り、母二ホンコン、
随分とラクさせてもらいました。
ああ、彼女が近くに住んでいたらなあ・・いやお互いお婆さんになったら
仲間集めてひとつ屋根の下で住まえば・・などという「タラレバ妄想」を
楽しくしながら、またの再会を期待しているところです。
こうして器用な友人のご縁に支えられて、ニホンコンと家族は幸せです。
京都に住む親愛的同胞、非常感謝。我很高興。
とか言っていたら本日ピンポンが。
お歳暮代わりと言って毎年届く手作りシュトレン。
こちらも手しごと上手な友人から。もう、どいつもこいつもレベルが高すぎて
倍返しどころか同等なお返しすらままならないのがもどかしい。
3人娘とアワアワ過ごす日々も、こんな形で力を頂いております。
ほんと、ほんとありがとうごじゃいました。
ニホンコンもこういう喜ばれる一芸、いや一品が欲しくなってきたところ。
12月20日 日本/香港