(パパの手作りカード、右下の指はE・Tではなくてジイジ)
ニーハオ、ニホンコンです。
祝!母さん3歳です。もとい、ジュニア3歳になりました。
今年の誕生日は完全に出る幕無し状態だった母ニホンコン。
大活躍したプロデューサー・パパ(アルジ)の話なぞ。
今年のプレゼントは「ザ・手作り」。
これまでアニバーサリーには奮発しておもちゃを買うものの、
あげた瞬間がピーク。その後の興味がどんどん落ちていく現実と、
以前、そこらにあった段ボールでパパッとアルジが作ってあげた
「即席お面」が大ヒットを飛ばし、今でも大事に遊んでいる。
「お金じゃないんだよなー」とうなづきながら、今年は手作りでいくことに。
作るモノは長いことアルジが温めていた企画、「お家」。
素材はこれまた段ボール。ここからは殆ど聞かされておらず、
知らない間に出来上がっていた。
どうやらニホンコン親子が北京旅行でヒーコラ言っている間に
1人週末に集中したようで、速攻完成。
娘誕生からいつか作りたいと手帳にアイデアをしたためていたという
『構想3年、実働半日』のバースデープレゼントは、誕生日当日に
初めてみたニホンコンもびっくり。
というか「すごすぎてコワイ」(笑)。
(娘の大好きな黄色の扉、白いのがピンポンで側面に覗き小窓を用意)
(カラーセロファンの窓。すみません、家が狭くてヒキの写真が撮れません)
これは屋根と本体が分解可能で、マジックテープで止まるようになっている。
ペタンコになるので、部屋の隅やタンスの裏にでも押し込んでおけば場所も
取らないという狭い我が家を考慮して上手に作られていた。
ところどころに小窓があり、かなり基地っぽさ溢れるつくり。ああ自分もかつて
こんなアジトみたいなやつが欲しかったなあーと思い出す。
(ちなみに日々中に呼ばれますが、超がつく程蒸し風呂です)
このテの家はすぐにヘニャヘニャになるのが難だが、中できちんと段ボールを
二重にして補強しているところなどは匠の技。「簡易宿」としての精度も
高く、「ホームレスになったら、この家に住みたいな」と思うくらいだ。
本当はもっと内装や外壁のペイントや絵など思いの丈は山ほどあったようだけど、
これは遊びの中で少しずつ完成させていったほうが面白いかと、わざと素のまま
段ボールむき出しにしているとのこと。
娘も心の底から気に入ったようで、畳んでは組み立て、遊んでは畳んでの毎日。
本当に思い出深く、アイデア満載だった生誕3周年祝い。
いつかニホンコンも「完全無欠のアイデア誕生会」を開くべく、今から作戦を
練っておこうと胸に誓う。
今年のプロデューサーは:
「この先どうすりゃいいんだ?!流れ星に名前付けなきゃいけない?!」と、
今後の夏の陣に向けて、楽しみでもあり、また戦々恐々としている。
娘には、「モノではない何か」の気持ちの部分が伝わっていればいいなと。
これが制作進行アルジと、傍観者ニホンコンの両親からの共通の思いです。
8月8日 日本/香港
「湯上がりの 扇子の風や 三才孫の笑い顔」
(孫の成長を詠んだ風鈴」は恒例ジイジの作品。ニホンコンも
毎年楽しみにしている夏の風物詩)